22. アルバニー 〜 カルグーリー
Albany 〜 Kalgoorlie



仲良く遊ぶ


 前回のトラムウェイで知り合った2人組とお昼ご飯を一緒に食べることになった。

通りすがりの川沿いにBBQができるような公園があったのでそこに決定。

ちょっと探せばすぐにこういうところが見つかるってのがいいなぁって思った。

しかも利用料もいらないし。 日曜日とかだと家族連れやお友達同士のグループなんかで

にぎわうんやろうなぁ。

僕のようなツーリングライダーは毎日が休日みたいなもんで。 平日のせいか他には誰もいなかった。

場所が決まったら次は買い出し。近くのスーパーで食料を買い込む。 おなかがすいてると買い物も

楽しいのだ。(^-^)  

一緒にBBQいい感じのところでしょ。
シドニーでホームステイしていた時も、
ホストファミリーとこういう公園に何度もBBQ
しに行ったもんです。
BBQコンロはコインを入れると15分間
火がつくのです。
となりにいるのは2人組のうちのオースト
ラリア人の女性。
日本人の彼氏にシャッターを押して
もらいました。

いいニオイがしてきたぞ〜 (^-^)





いっただっきまーす (^-^)
それではみんなそろって いっただっきまーす。
カメラを置いてセルフタイマーで はいチーズ。
ツーリングも走っている時は一人が気楽で
いいけど、食事の時はやっぱり一人じゃない
ほうが嬉しい。
旅先で屋外で一人でBBQとかしたことって
ないでしょ?







 アルバニーの町では2人組と一緒にB.P.に泊まったんやけど、夜になってから町へ繰り出そう

ということで。

オーストラリア人女性、普段は化粧はしてないようやけど、夜の町へ出るとなるといろんな小道具を

出して車の中で化粧を始めた。 終わって出てきてびっくり!! w(゜o゜)wワオ!! 

キレイなオネーサン!!

アルバニーは結構大きな町なんで、夜になってもたくさん店が開いていた。

ちょっと裏通りっぽいところにあったプールバーに入ってビールを飲んで。

パースで鍛えたビリヤードの腕をここで披露。(笑)  ダーツなんかもやったりして、あっという間に

時間が過ぎていったアルバニーの夜。 そういやぁダーツを覚えたのもついこないだやった。

3つ前の日記に載っているノーサンプトンって言う小さな町で、MAKOさん、ザルと一緒に入った

プールバーで地元のおっちゃん達に教えてもらったのが最初。

オージー達と同じように、ビールを飲んで、ビリヤードをしたりダーツをしたり・・・

渡豪前から思っていたこと。観光客としてオーストラリアに行くのではなくて、

オーストラリア人になりに行く。

「今じゃぁすっかりオーストラリアの生活にとけ込んできたなぁ」って思うようになれて嬉しかった。

翌朝、2人組とお互いのこれからの無事を祈って別れた。 あれから8年が経つけどあの2人は元気で

やってるだろうか・・・




小さな動物園

 アルバニーからちょっと走ったところにデンマークと言う町がある。手持ちのガイドブック

(地球の歩き方)には小さな町のことまでは載ってないので町の観光案内所で見所を尋ねてみた。

というか、渡豪まもないころは大変お世話になった本だが、旅慣れしてくるとガイドブックに載っていること

よりも現地で得るナマの情報のほうがずっと楽しくて中身が濃いってことがわかってくるので

だんだんと使わなくなってくる。

案内所で尋ねてみると町はずれに小さな動物園があると言う。 アルパカって言うかわいい動物が

いるそうな。早速そこへ行ってみよう。

道路を走っていて見かける道路看板はいろいろあるが、色が茶色の看板は観光地を表すもの。

「scenic way」 と書いた看板があった。日本語でうまい訳がないが、「風景のよい道」ってな感じか。

案内所で聞いた動物園へ行く道がちょうど scenic way の方だった。

小高い丘の上にそのファームはあった。動物園っていうよりも牧場って感じ。

アルパカ
これがアルパカ。
ここへくるまでこんな動物がいるということ
自体知らなかった。
みなさんはアルパカ知ってましたか?
ウマと羊を掛け合わせて作った動物だとか。









これもアルパカ
動物にあげるエサを売っているあたりは
日本の動物園と一緒。(^-^) 
アルパカの毛糸ってとっても高いようで。
牧場でもセーターなんか売っていたけど、
一着$200(\16000) 以上!! 高っけ〜









カンガルー
カンガルーもいました。
これは子供のカンガルーかな。
ブーツが皮製なんですが、ブーツをかじったり
するんです。












板さんと再会

 一番上の地図で、国道が海をそれて内陸部に入っていくところにある町がエスペランス。

ここもかなり大きな町で、人もたくさんいて町の中心部はとってもにぎやか。

午後の早いうちにエスペランス入りしたのだが、この町を素通りするのももったいなかったので

ここでキャラバンパークを探して泊まることに。

どこへ行けばあるんだろう・・・と町を軽く流していたら、前方から見たことあるようなバイクと

排気音・・・ああっ 板さんや!!

板さんとはエアーズロックで初めて会って以来、何度も会ったり別れたりを繰り返してきたし、

ブルームや先のパースでも一緒に泊まっていた仲良しライダー仲間。

板さんは他のライダー達とともに4人でキャラバンパークに泊まっていると言うので、僕もそこへ

おじゃますることにした。 

そこのライダーの中には女の子もいて、話を聞いているとなかなかの強者。日本でもモトクロスの

レースによく参戦して表彰台にも乗ったことがあるとか。

別のライダーはオーストラリア固有の毒グモであるレッドバック(セアカゴケグモ)に足をさされて

半死半生のめにあったことがあるとか。みんな波瀾万丈やなぁ。

夜はみんなでビールを飲みながらいろんな話をしていた。

これからのルートだが、僕は国道1号線を走らずに、100kmほど内陸に走っている大陸横断鉄道の

線路の横を走るつもりだと言った。

もともと一人で行くつもりだったが、仲間がいるととっても心強いのでここで板さんを誘ってみる。

しかし・・・

板さん : 「いやぁ 俺もうダートはこりごりやからなぁ」
 

板さんはエアーズロック近くにあるキングスキャニオン(アリススプリングス〜ダーウィン参照) 

のあたりで大雨に遭い、未舗装路だったせいで転倒しまくりのあげくついに走行不可能になって

雨の中ブッシュキャンプをしたと言う苦い経験を持っていた。

板さん : 「あんな悪夢、二度と見たくない」 と最初は言っていたのだが、

ROOKIE : 「せっかくいいオフロードバイク乗ってるんやし、最後に一発花を咲かせようや」

などと誘っているうちにその気になってきたようで2人してナラボーへ突入することに。

板さん : 「一人なら絶対行かんけど、ROOKIEと一緒やったら大丈夫かな」

やって。嬉しいこと言ってくれるじゃないの。(^-^) ライダー達の間でも、バイクの整備の知識は

結構あったほうだと思う。その技量を板さんは買ってくれたのか・・・

だがしかし このナラボーで2人にはとんでもないハプニングが待っているのである・・・



ツーリング日記もいよいよ終盤へ、次はハプニング続きのナラボー 見逃せないよっ


ツーリング写真館もどうぞご覧ください

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