2009/10/11 雪の早月尾根

10月11日(日)、知人のコウさんが東京から剱岳登山に来るとのことで、私はつい2週間前に登ったばかりでしたが、また剱岳に向かってしまいました。(笑) いつものごとく、早月尾根。
冷え込みが厳しくてものすご〜く寒かったです。{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜


 午前4時50分から登り始めました。最初のうちは真っ暗なので、ヘッドランプを点けて登っていたの
ですが、5時半くらいから段々明るくなってきました。 夜明けの剱岳山頂方向。



 ようやく明るくなり、展望が開けているところで今から登る山の方を見たところ上の方がうっすら雪化粧。
ちょっと山頂まで行けなさそうな気配・・・(;^_^A アセアセ


 少しずつ高度を上げてきたのですが、上部の方は簡単には雪解けしなさそうな気配・・・



 標高1800mを過ぎたあたりから、白いモノが見え始めました。{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜
この日は翌日も休日とあって、これまでの経験よりは登山者も多かったです。足場が悪い上に
雪が積もっているので、大変気を遣います。普通、積もったばかりの雪の上を歩くと、雪に足跡が
付くのですが、この雪、凍っていてとっても固いので、歩いても足跡が付きませんでした。



 標高2000mくらいです。 登る時にあちこちに手をかけるのですが、手袋していても手がかじかんで
冷た〜い。{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜 雪の装備はまったくしていないので、そろそろ諦め時か・・・



 標高2200mの早月小屋まではなんとか頑張って行こうと先へ進みました。 下から上がってくる登山者が
見えます。この急斜面でこの雪、登るのはいいけど下りが怖い。



 雪化粧の山、眺めている分にはとってもキレイでいいんですけどねぇ・・・(笑)



 標高2200m、早月小屋までやってきました。辺り一面真っ白。



 剱岳方向から太陽が昇ってきました。(**)/ マブシイッ!!



 周辺の山々も上部はキレイな雪化粧をしていました。



 ご覧の通り、標高2200m地点でもう真っ白。早月小屋のご主人が、「ここから先は絶対に行ったら
ダメやぞ。エベレスト登った人でも絶対無理」と厳しく制止していました。



 昨夜から小屋泊の人も、今朝から登って来た人も、みんな今日はここまでです。山のプロ中のプロ
の方が「この先は絶対ダメ」って言っているんですから間違いありません。



 山小屋の横の水槽には分厚い氷が張っていました。こちら、横浜からきた登山者。はるばる遠方から
来られていましたが、山頂へ行けなくて残念そう・・・



ご覧の通り、氷が張っています。{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜



 早月小屋で折り返し、下山していったのですが、登ってくる人は結構いました。この雪の中、下山する
のも結構危なそうです・・・(;^_^A アセアセ



 標高2000mくらいの水たまり、ここも氷が張っていました。{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜



 ツノが生えたおもしろい帽子をかぶった人がいました。リュックにはダースベーダーの仮面も入っている
そうです。(笑)



 こちら、剱岳初登頂を目指して東京からはるばるやってきた知人のコウさん。私よりも2時間遅れで
登り始めたようです。早月小屋よりは先に行けないことを聞いて( ̄□ ̄;)!! (;´д`)トホホ
とうなだれるコウさん・・・ 今シーズンはもう無理なので、また来年頑張りましょう。e(^。^)g_ファイト!!



 残念ながら登頂叶わなかった剱岳山頂。また来るからな〜 (-_☆)キラリ



 麓の登山口はこんなに穏やかな景色なのにね・・・


 2007年にも10月13日に登っていて、その時は寒かったものの、雪はまったくなくて無事に山頂まで
行くことができたのですが、今年は冠雪が早かったのかな・・・
こんなに早く雪景色を見られるとは思いませんでした。山頂までは行けませんでしたが、
青空に生える雪の早月尾根もとってもキレイでした。(^_^)  

これまでの早月尾根山行記録↓
2003年09月15日
2005年09月18日
2007年10月13日
2009年09月27日


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