仲間ができたケアンズ
シドニーから約2500q、すべて舗装道路で走ってきたが今後の長い道のりのことを考えると
そろそろバイクのチェックが必要である。またここはケープヨークへチャレンジするためのベースに
なるのでしばらく滞在してみることにした。シドニーの学校で一緒だった友達が一足先にケアンズ
入りしてB.Pに滞在しているというので、同じところに宿を取る。
街自体は小さく、宿から中心市街地あたり一帯はすべて歩いて行動できるほど。
B.Pはこのあたり一帯(エスプラネード通り)に固まってあって、日本人ライダーもいっぱいいた。
なんか心強い味方を得た気分。みんなフレンドリーで、うちとこと隣のB.Pの有志で
バーベキューパーティーをする。
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B.PでのBBQパーティー。
みんなそろってカンパーイ
(左写真) |
酔っぱらって化粧はするわ顔に
落書きするわで・・・ (右写真)
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バンジージャンプ
ケアンズの観光名物にバンジージャンプが有る。テレビなどで見たことはあったが
怖いもの見たさでラフティングと合わせたツアーに参加することにした。
まずはバスに乗って郊外の山へ。そこには高さ40メートルを超える高いやぐらのようなものが
建っていて、時折悲鳴のような声が聞こえる。今ならまだやめられる・・・
怖い話やけど飛ぶ前に、落ちて死んでも責任は問いませんと言う書類にサインさせられる。
万が一のことやろうけど、そんなんいややなあ。
ゴムひもの調整のため体重を計り、腕にマジックペンででっかく書かれて女の子なんか
ちょっと恥ずかしそうにしてる人もいた。(笑)
そして飛び込み台へ向かって階段を一歩ずつ上がっていく。ここでは普通の展望台を登っている
ようでまだ怖いなんて感覚はまったくなかった。
そして順番が回ってきた、それまではどうもなかったのに飛び込み台に立ったとたんに足が震えだした。
「めっちゃ怖いやんけ〜」 (ToT)ダー
もうほんまにガタガタである。ビデオカメラと写真と撮ってくれているんで
「はい ニッコリ笑ってー」 とか言われて一生懸命笑顔を作ろうとしたけど、顔は完全に
ひきつっていた。自分の次に飛ぶ友達にも
「ROOKIEのそんな顔初めて見たわ。」って言われる始末。
飛び込み自殺するやつの気持ちってこんなんかなぁ などと考えているが
こんなん自分の意志で飛べって言われても無理かもしれない。
カウントダウンが始まった。ファイブ、フォー、スリー、ツー、ワン、ゼローーー
と言われると飛ばなしゃーないって感じてえーいっとおもいっきり飛んだ。
みんな言うことだが一番怖いのは飛ぶ寸前で飛んでしまえばあとは楽しいもんである。
みなさん是非一度体験してみてください。人生最大の危機を迎えた気分になれるでしょう。
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全景はこんな感じ。ビルで言うと
15階くらいの高さか。
(左写真)
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飛び出した瞬間。
手足の先までのばしてるつもり
(元体操部なのだ)
(右写真) |
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ラフティング
ケアンズでダイビングと人気を2分するのがこのラフティングである。簡単に言うと急流下り。
ゴムボートに5〜6人乗って、みんなで意気投合して川を下る。
これがまたスリル満点で楽しい。乗り込む前にいろいろと説明を受けるのだが、みんなかなり
真剣に聞いている。ほんまにみんなで力を合わせて漕がないと簡単に川に放り出されるらしい。
インストラクターの合図に合わせてみんながすばやく動作できるように何度も練習をした。
このラフティングのインストラクターってのがかなり難しい仕事らしくて、うちらの担当がたまたま日本人
やったけど、6ヶ月間下積みをしてようやく資格をとったらしい。このインストラクターがなかなか
ファンキーな人で、笑いのツボをおさえていてヘルメットにはちょんまげもついていた。
さあこれで準備万端いよいよ出発、例によって最初は緩やかなところでだんだんと激しい流れに
なってくる、心が高ぶる中インストラクターのかけ声で右へ左へ。
木の葉のようにくるくる回ったり、激しい水しぶきで全身びしょぬれになったり。
これは一日中やってても楽しいやろうなあ。
最近日本でも流行ってきてるみたい。
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あぁ 岩にぶつかる〜 と思った直後に段差があり
ザップーンと前から水をかぶった。
写真左前が私。
女の子に囲まれてちょっと嬉しかったりして・・・
筋骨隆々のインストラクターを見てもわかるように
なかなかハードな仕事らしい。 |
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