2012/06/09 スプロケット交換

 年に2〜3日くらいしか乗らないバイクですが、先日の平スキー場アタックの後に
見て見たら、リアのスプロケット(歯車)がものすごくすり減っていることに気がつきました。
スプロケの減ってくると、チェーンが歯飛びしてエンジンのパワーがちゃんとタイヤに
伝わらなくなってきて、ひどくなると走行できなくなります。
実際にオーストラリアでなったことがあるんですよ、あの時は大変でした。
と言うわけで、走れなくなる前にスプロケットの交換です。


新旧スプロケット。まったく同じモノを買いました。(レンサル製)
純正は黒い鉄製なんですが、これはアルミ合金製です。ものすごく軽いけど摩耗も早い。
たまにしか乗らないからもう摩耗は気にしなくていいかな。



まったく同じ品物なんですが、こうしてみると摩耗具合がよくわかります。古いスプロケ、摩耗が
さらに進むと段々山が曲がってきて、海の波のようになってきます。



山が少し左側に傾いているでしょ、加速や走行時はチェーンの力が左方向にかかるので、
摩耗が酷くなるとこんな風に山が傾いてきます。



新品はやっぱりキレイですね。(^_^)  レンサルって言うメーカー、アルミのハンドルバーで有名かな。



これはオーストラリアをバイクで走っていた時のスプロケット。ここまで減ったらもうまったく
走ることができません。詳細はこちら  このスプロケ、記念に持ち帰って部屋に飾ってあります。



これ、何だかわかりますか? 固いゴム製で長さ30センチくらいかな。



チェーンスライダーって言う部品で、ここに使います。チェーンとスイングアームがこすれて、
スイングアームがすり減ってしまわないようにするためのもの。ウチのバイク、チェーンスライダーが
すり減っているどころか、完全に擦り切れてなくなっていました。(;^_^A アセアセ
スイングアームがちょっと削れちゃった。 (ToT)ダー



バイクのメンテナンスも長いことやってなかったもんで、固くて緩まないネジがありました。
ボルトやナットならスパナで結構力を掛けて回せるけど、プラスやマイナスのドライバーで
回すネジは、固いネジを無理に回すとすぐに頭がナメてしまって、そうなったらもうドリルで
ネジごと穴を開けてしまうしかありません。そうなる前にこの工具。
インパクトドライバーって言う工具で、ハンマーで柄の部分を叩くと、回転方向に力が掛かる
ようになっています。もちろん締め付けも緩めるのもどちらもO.K. 固いネジは叩きながら
回すのがコツです。

20歳の時に買ったんですが、いい工具は一生使えそうですね。(^_^) 



こちらは充電式のインパクトドライバー。同じインパクトでも、叩く方向のインパクトではなく、
回転方向に衝撃をかけることができるインパクトです。めっちゃ強力。
このドライバー、予備バッテリーと充電器もセットで5万円以上するんですよ。 (仕事で使うもんで)



こんな感じで作業してます。雨の日は、車を動かして車庫で作業するのだ。



後輪を外したついでにリアキャリパーもメンテナンス。だいぶ汚れてたので掃除して、
ピストンにもグリスを塗りました。ブレーキのタッチがよくなったな。(^_^)



ブレーキパッドもまだまだ厚み十分。



タンデム(2人乗り)用のステップが反対側に折れ曲がってしまってたので、あれこれ工夫して
直してみました。足を乗せるゴムの部分が痩せていたので、ワッシャーとの隙間に電線を
挟み込んでガタつきを抑え、フレーム側にもワッシャーを2枚重ねて瞬間接着剤で貼り合わせ、
それをさらに接着剤でフレーム側に貼り付けました。 あり合わせのモノでもなんとか
なるもんです。(笑)



キレイになったスプロケットと新しくつけたチェーンスライダー。 もう20年以上も前のバイク
ですが、まだまだ走りますよ〜



うちの家から夕日が見えました。明日も天気がよさそう。(^_^)


ホントはもっとマメにあれこれメンテナンスすれば、もっと快適に乗れて長持ちも
するんですが、なんせめったに乗らないもんでついついおろそかになってしまいます。

スプロケットはいいとして、チェーンスライダーがなくなってしまっていたのに
気がつかずに乗っていたなんてバイクに申し訳ないですね。 (;^_^A アセアセ
なんでも大事に扱えば、ちゃんと応えてくれますもんね。


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