さらに遠くへ 後編 2001/4/22up

雪、雪、雪!!

 初めて渡った北海道、最初に思ったのは

「すっげー雪!! どれだけ雪合戦してもなくならないや」

温暖化の進む今は当時に比べればとっても積雪量が減ってるけど、19年も前やから

まだまだ雪が毎年たくさん降っていた。

函館港に着いたのが深夜12時前、そこから夜行列車に乗って一路札幌へ。

鉄道ファンが多かった時代のせいか、3月の北海道の夜行列車は満員。

青函連絡船がかなり揺れたので船酔いして、デッキに出ていたら同じく船酔いした

という広島県の当時中学3年生(私の3つ上になる)の人がいて話しかけてみた。

その人とはそれっきりのはずやったのが、2ヶ月後なんとも偶然にも京都府北部の列車で

ばったり会い、これも何かの縁だということで住所を交換。(^_^)

それが縁でその後何度も一緒に旅行することに。

話しは戻って

札幌に着いたのが朝6:51。そのまま7:05初の急行「狩勝」に乗ってさらに北上。

途中の乗り換えの駅で次の列車を待っていたらなんとホームに馬が

つながれていてびっくり。プラットホームの上によっ!!

とても驚いたので家に電話して

「駅のホームに馬がおんねん、こんなに近くで見たのん初めてやわ」

とやや興奮気味に家に報告。(笑)  その時の様子は電話を取った私の

祖母が今でもとってもよく覚えているよう。

一面銀世界になっていサロベツ原野の地平線を眺めながらその日のうちに稚内まで

到着。ほんとに地の果てまで来たって感じ。

「日本最北端の駅 稚内」

と書かれた看板の前で記念撮影。

最果ての駅に一人でやってきたわけやけど、寂しいなんて思わなかったなぁ。

今だったら絶対寂しくてみんなに電話してしまいそう。

なんでだろうね。



とりあえずおしまい。



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