2001/04/22 街の中
いつもはたいてい山奥か田んぼの中で仕事をしているのですが、今行っている現場は
かなり街の中。車も人も建物もいっぱいでいつもとは違った雰囲気の作業現場なんです。
電線を張り替えしている作業なんですが、その張り替えをしている最中に金車(滑車)の
上を走っている電線が脱線したり異常がないか見たりするのに中間監視と言う作業があります。
鉄塔の上で一人寂しくじっと電線を見ているんですが、先日その作業を自分が担当することが
あって結構暇なのでいろいろあたりを見回していました。
イタメシやの駐車場の中に立っている鉄塔。そこのレストランは自分も行ったことがある店。
週末のお昼時なんかオモテまで順番待ちの人ができるほどの人気の店。
朝がたにその鉄塔に昇る時はまだ誰もいなかったのですが、昼休みの後またその鉄塔に
昇る時はまだ行列が。鉄塔を昇り始めたらめずらしそうにみんなこっちを見るんですよ。
もう背中にあつーい視線を感じながら昇塔、そんなにみつめないでくれ〜 (笑)
すぐ前のビルは学習塾とバレエ教室がありました。子供達のお迎えの時刻になると
ママさん達が一斉に車で集まってきて駐車場はあっという間にいっぱい、それでもまだ
ぞくぞくと車がやってきて、あふれた車が道路につまってしまいました。
普通にそこを通り抜けようとしている車も身動きとれず、クラクションの嵐。
その時ふと思ったのですが、
「子供を学習させんのもええけど、おまえら学習せーよ!!」
いつも同じことをやっているんでしょうに・・・
仕事が終わって鉄塔を降り、帰りの車にみんなで乗り合わせた時に同僚が
「あそこのビルでなんか足あげて踊ってるやつおらんかったか?」
その同僚は一つとなりの鉄塔にいたんですが、距離はだいたい200メートルくらいか。
「となりの鉄塔のまだ向こうにあるビルの中で踊っている女の子まで見てるなんて
さっすがやなぁ、ほんまにぃどこ見てんねん!! ちゃんと仕事せなあかんでぇ (笑)」
きょろきょろしているのは自分だけではないようで・・・
たのしい一日でした。
終わり
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