2015/11/08 セルフメンテ

 うちはバイクも車もオンボロです。バイクは10年前に友人からタダでもらったもの。
新車登録からやと20年以上経ってるんやないかな。車は2001年に新車で買ったステップワゴン。
走行距離が20万kmを越え、アチコチ不具合が出てきてます。
早い話、買い換えればええねんけど、まだ動くもん・・・と言う貧乏性。(笑)
バイク屋さんや車屋さんに頼むと結構お金がかかるんで、できるだけ自分でやってます。


ウチのバイク、数年間メーターが壊れていた時期があって、正確な走行距離がわかりませんが、
たぶん6〜7万kmくらい走ってるかと。10年前に友人から譲ってもらった時ですでにベアリングが
ゴリゴリ音がしてて、それをグリスアップでごまかして乗ってたけど、今回思い切って新品に交換して
しまおう。ベアリングの上にある白いパーツはチェーンガイドとディスクローターカバーです。
これはヤフオクで中古で購入。
黄色い箱はチェーン。これもこの10年一度も交換したことないので初めてのチェーン交換。



タイヤも溝がなくなってツルツルなんでこの際消耗品はみんなまとめて交換だ〜。



ホイールベアリングは圧入されていて簡単には外せません。専用工具も売られていますが
ものすごく高いので素人が買うのはもったいなさすぎ。そこで心棒打込式のアンカーを利用して
抜きました。ベアリングの所にアンカーを突っ込み、心棒を打ち込んでアンカーの底部を拡張させ、
ホイールの反対側から鉄棒か長いボルトを突っ込んでアンカーの底部をコンコンハンマーでたたくと
ベアリングが抜けると言う方法。



古いベアリング、一応スムーズに回転はしたけどもう十分お役目は果たしたかと。



ベアリングを外した状態のホイール。スポークも錆びててこのバイクのオンボロさがわかる。(笑)



タイヤもすり減って溝がないだけでなく、側面もひび割れしてる。よくここまで使い込んだもんだ。



うちのガレージで店開きしてバイク整備。



左が新しいベアリング。表裏ともにシールされていて、グリスが溶け出ることがないのだ。(^-^)



まったく同じ型番のタイヤの新旧。タイヤの直径もこんなに違う。右のすり減り具合やと雨の日は
とても危険やったやろうな。



チェーン交換に合わせてスプロケットも前後交換。



リアスプロケットの新旧比較。古いのはかなりすり減ってるのがわかる。



日が暮れてしまいましたが作業続行。



新しいタイヤに交換して空気を入れているところ。



ブレーキパッドも交換。新旧比較やけど右側はもうすり減ってほとんどパッドがなくなってる。
ここで気がついてよかった。(^。^;)ホッ



新しいのは気持ちいいね。(^-^)



フロントスプロケットの交換。こちらは材質がかなり固いのであまりすり減ってないけどチェーンと
前後スプロケット交換はセットと言うことで。



フロントスプロケットの新旧比較。リアほどすり減ってはいない。



ついでに自転車のタイヤもすり減ってたので交換。(笑) バイクに比べりゃこれは楽勝です。



20万km走ってるうちのステップワゴン、9月に長野県へキャンプへ行った時に現地で水蒸気が吹き出して
冷却水が空っぽに・・・( ̄□ ̄;)!!
応急処置で帰宅はしたものの、このまま乗り続けるにはラジエター交換が必要。業者に頼むと8万円
くらいかかるみたいで、でもウチの車もう廃車寸前やしお金かけるのんもったいないなぁ・・・と
悩んでいたら、amazonでウチの型のステップワゴンのラジエターが送料込みで9000円ほどで売られて
いるのを発見。(-_☆)キラリ これは自分でやるしかない。(笑)



水平方向に見事に亀裂が入ってました。ここまで割れたらもう修理は無理やね。



ラジエター交換なんてやったことないけど、ネットで検索したら自分で交換した人の記事がたくさん
出てくるのね。便利な世の中になったもんです。ラジエター交換のためにはアチコチのカバーを
外す必要があるので留めてあるピンを抜いているところ。樹脂製のカバーはボルトやビスじゃなくて、
単純な構造の樹脂製のピンで留まってるんやね。知らんかった。



アンダーカバーとラジエターの吊り金物を外したところ。これでラジエターがようやく外せる。



新旧ラジエター。右のファンを外して左の新しいラジエターにそのまま移植します。
ところで右のファン、2枚あるけど左右で羽の枚数が違うのはなんで (・_・?)ハテ
しかも羽の色も違うし・・・



ファンを外したところ。古いラジエターってこんなに汚れてるのね。洗車してもここまでは汚れを
落とせないもんね。


ラジエター交換は無事に終わり、それから1000kmほど走っていますが、今のところ問題なし。(^-^)
セルフメンテで費用節約なのだ。(笑)


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