2014/06/01 レールMTB

 岐阜県飛騨市神岡町に神岡鉄道として列車が走っていたのですが、2006年12月に
廃止されました。その廃線跡を利用して、レールマウンテンバイク(以下レールMTB)
運営されています。鉄道も自転車も好きな自分にはもってこいの乗り物。(笑)


上の地図の赤丸地点がレールMTBの乗り場。国道41号線沿いにある神岡市街地の中の旧神岡鉄道の
奥飛騨温泉口駅です。ちょっとわかりにくい所にある。



神岡鉄道が営業していた頃の路線図。
レールMTBは左端の奥飛騨温泉口駅〜ひだ神岡駅までの2.9km



奥飛騨温泉口駅の現在の様子。木製の柵の向こうに見えるホームからスタートです。
1日8回の出発に別れていて、1回の出発時刻で10組ほどのお客さんが同時にスタートします。


いろんな種類の自転車がある。これは4人乗りでパワーアシストなしのしんどいやつ。(笑)



出発の順番と自転車の種類が書かれたホワイトボード。
「べ」って書いてあるのはベンチシート付き自転車、緑色のマークは電動のパワーアシスト付き
ハイブリッド車。左端の離れた所にポツンとある黄色いマークが私が乗るノーマル車です。
この路線、勾配があるもんでノーマル車とは言うものの実質のノーマル車はパワーアシスト付き
の自転車。ノーマル車はかなりしんどいようで、10組中ノーマル車を選んだのはウチだけ。(笑)
疲れて速度が遅くなるのを見越して、一番最後の出発になったようです。



こんな感じで前から順番にスタート、前の自転車が出て100mくらい走ったら次がスタートって感じ。



これが今回ウチらが乗るノーマル車。電動アシスト何もなし。(笑)



さて、いよいよ最終組のウチらの出発となりました。さぁ、頑張ってパワーアシスト付きに追いつくぞ〜
e(^。^)g_ファイト!!



片道2.9km、行きは下り勾配なので楽チン。(^_^)



こんな感じです。行きは楽チン。(^_^)



途中トンネルもあり、長いのは600m以上あってしかもカーブしてるので出口も見えずに真っ暗。
自転車にはライトは付いてるけど自転車用の小さなライトなので全然見えません。(笑)



トンネルを出ると今度は橋。結構楽しい。(^_^)



神岡の町の中を走っていきます。



途中駅通過〜 (笑)



線路の上を自力で走るのって初めて。
ここは国鉄時代、高校生の時に乗ったことがある懐かしの路線なのだ。



終点に着きました〜
ちょっと下り勾配だったので、ノーマル車
でも楽に走ってこられました。(^_^)



終点の神岡鉱山駅からさらに先を見たところ。昔はこの路線がJR高山線の猪谷駅まで
つながってたんよね。



終点の神岡鉱山駅にスタッフがいまして、10組すべてが到着したら、またスタートを同じ
順番に自転車の向きを変えてレールにセットしてくれます。ウチらは行きと同様一番最後。



帰路の出発前に写真を撮ってもらいました。(笑)



帰り道、上り勾配やったけど親子でメッチャ気合い入れて漕いだよ。前の組のパワーアシスト車に
追いつけ〜って。(笑)汗だくになった。(^。^;)フウ 
ゴール後にスタッフのみなさんに「ノーマル車だからかなり遅れて戻ってくると思ってたんですが、
すごい早かったですね。」って言われた。(笑) 



遊び終えた帰り道、廃線跡の茂住駅にちょっと寄り道。前の市長さんはこのレールを撤去
せずに観光鉄道として復活させるつもりだったのですが、新しく当選した市長さんは撤去の
方針だそうで、レールもそのうちなくなってしまうのかな・・・。



廃止される直前に子供達を連れてこの路線に乗りに行ったことがありました。 
もう戻れない、懐かしい思い出・・・。


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