2013/05/19 長男・初遠乗り

 自分の実家は現在は兵庫県川西市です。ここ数年の間に自転車で実家まで
走ったり、その逆に走ったりしたことが3回ありましたが、ウチの長男(高校1年)も
ついにデビューしました。全行程320km、気合いと根性の世界です。(笑)
1ヶ月ほど前から計画してていろいろ教えていたのですが、聞いてるのかどうか・・・。


富山の自宅から私の実家までのルート。
国道8号→161号→1号→171号→176号→173号と進んで行きます。
しかし、地図を渡しても「いらんわ」って持たずに行きました。無謀な・・・(-_-メ)
ちなみに長男はスマホどころか、昔ながらの携帯電話も持っていません。

早朝6時に自宅を出発、私が目覚めた時はすでにいなかったので、声援を送ろうと車で追いかけ
ました。(笑) 家から15kmほどの所で追いつき写真撮影。私はこの日も仕事なので早々に退散。


 長男の自転車、元々はマウンテンバイクなんですが、未舗装路を走ることなんてまったくないので、
タイヤは舗装路用のツルツルで細いタイヤに交換していました。(昨年の自転車改造)

 タイヤが細いと抵抗が少なくて楽に走ることができるのですが、地面からの衝撃吸収能力は
低いので乗り心地は悪くなり、パンクもしやすくなります。 長男はここ数ヶ月間ですでに何度も
パンクしていて、チューブはツギハギだらけ。とても300kmも持たないと思っていたら・・・
予想通りパンクしまくりで、初日に7回もパンクしたそうです。(*_*)

 夕方5時半くらいに敦賀の街までなんとかたどり着いたのですが、ここへ来てついにチューブが
修復不能なくらいボロボロになり、通りがかりの人に道を尋ねてホームセンターへ行ったものの、
長男の自転車に合うチューブはナシ。そこでホームセンターの人に今度は自転車専門店の
場所を尋ね、そこまで押して歩いて行って、なんとかたどり着いたものの、今度はチューブの
サイズがあってもバルブ(空気を入れるところ)の形状が違うものしかなく、仕方がないので
そのチューブを装着。なんとか走行できるようにはなったけど、今度パンクしたら手持ちの
空気入れではバルブ形状が違うから空気を入れることができないので、もうパンクはできません。

 あれこれしているうちに20時を過ぎ、敦賀の街で銭湯を探して風呂から出たのが21時、
そこからさらに1時間ほど走って、以前に私が奨めていた新疋田駅になんとか到着したとか。
この新疋田駅、ちょっと山の中にあって、駅の周囲も真っ暗で
「ホントにこんな所に駅があるんか?」
って思うような所なんですが、地図も持たずにさぞかし不安だったかと。(笑)
無人駅の待合室で寝る時は終電が行ってから横になり、初電が来る前に起きると
言うのが基本です。早朝5時20分に目覚ましをセットして早々に出発したみたい。


一晩お世話になった新疋田駅。 キレイな駅ですね。(^_^) 私もここで寝袋で寝たことあります。


私と違って写真にはあまり興味がない長男、初日はなんと1枚も撮らなかったそうな。これは2日目の
京都での写真。「修学旅行で行ったとこなんでなんとなく写真撮った」やって。(笑)
旅の写真はこれですべてです。_(^^;)ツ アハハ


 帰りは電車で帰ってきました。自転車を分解して専用の袋に詰めて、担いで電車に乗ることを
「輪行(りんこう)」って言います。ある程度の知識と経験が必要なので、前もっていろいろと
教えて、自宅で練習させておきました。


5月3日・4日と走り、5日の夕方に帰ってきました。
サンダーバードと城端線を乗り継いで福野駅に
到着。
駅前にて自転車組立。
これが輪行袋。変形四角形です。 普段は超厳しいお父さん(私)に、珍しく褒めて
貰ってちょっと笑みがこぼれた長男。(笑)


 長男の感想:「行く前はホンマに行けるんかなって思ってたけど2日間でなんとかなるもんやな」 
って。今回で終わらずにまた次のチャレンジをして欲しいもんです。(^_^)


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