2013/04/07 北海道旅行5日目
3月27日の様子です。この日もいい天気でした。(^_^) |
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道の駅しらぬか恋問で車中泊、釧路湿原・屈斜路湖・硫黄山・開陽台と回って川北温泉でテント泊。 |
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「道の駅しらぬか恋問」は海に面していて、日の出がキレイに見えました。 早朝から操業している漁船もいっぱい、ごくろうさまです。 |
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釧路を代表する観光名所と言われている幣舞橋ですが、濃霧でよく見えませんでした。 |
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釧路駅、高校時代に自転車で北海道ツーリングしたことがあり、ここがツーリングのゴール地点でした。 ここの駅でも寝袋で一晩明かしたな・・・。駅舎は当時と変わっていない様子。 |
釧路での朝食はネットの口コミで事前にいろいろ調べていまして、朝7時30分から営業している 鮭番屋で食べようと思っていたのですが、6時半頃にお店に行ってみるとなんとこの日が 定休日(ToT)ダー と言うことで観光客の間でも有名な釧路駅前の和商市場へと 行きました。釧路駅前にあるので、鉄道旅行者でも簡単に行けるところがいいですね。 |
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和商市場はもちろん新鮮な魚介類が売られているんですが、観光客の間で人気なのが 100円〜300円までの各種サイズのご飯だけをどんぶりにいれてもらい、その丼を持って市場内で 好きなネタを買ってそのどんぶり飯に載せて食べます。 写真手前は200円、奥が150円のご飯。 |
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市場内にはこんな感じで勝手丼用のネタがたくさん並べられた店が何店舗かあります。 ここだけで十分な品揃えだったので、私とボン2号はここで全部のネタを仕入れました。 |
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左は花咲カニのほぐし身500円分、キングサーモン150円、イクラ200円、今が旬のニシン3切れ100円で ご飯と合わせて合計1150円。 右はイクラ400円分、本マグロ200円、バチマグロ2切れで200円、たまご50円はオマケしてくれてご飯を 合わせて合計950円でした。 市場内にテーブルと椅子があり、しょうゆとわさびをもらって自分でかけて食べます。 おいしかった〜 (^_^) |
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勝手丼で満足した後は釧路湿原に沿って北上、途中エゾシカの群れをみかけたので枝道の 踏切にて写真撮影。道東では普通にそこらへんにエゾシカがたくさんいて、まるでサファリパークの 中を走ってるみたい。(笑) |
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釧網本線茅沼駅。ここも思い出の地なんですよ。中学を卒業する時の春休み、1人で鉄道旅行 していて、ここは駅から丹頂鶴が見られると噂で聞いて降り立ったのでした。28年前のこと。 |
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おっ、いいタイミングで列車が来た。かつての鉄道マニアぶりを発揮して(笑)すぐに撮影。 |
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駅に着いた時は遠くの方に丹頂鶴が見えたのですが、10分ほどうろうろしていたら目の前に 2羽が飛んできて降りたってくれました。きっとツガイでしょうね。丹頂鶴は夫婦仲がとても いいそうです。(^_^) |
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茅沼駅の駅舎。無人駅ですが、キレイな駅舎でした。周囲には人が住んでいる気配が なかったのですが、主に旅人利用が多いのかな。 |
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釧路から国道391号線を北上していると、たくさんの牧場があり、道路沿いのあちこちに 「牛乳を食べましょう」って書かれていたので、通りがかりのスーパーで牛乳を購入。(笑) 標茶と言うところです。 ついでに店内併設の100円ショップでカラビナ2つとゲームのチェスを購入。 |
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ボン2号に、「やっぱり地元産の牛乳やろ〜」って言ったら「いや、これも北海道限定って書いてある」 って言ってフルーツ牛乳を買ってました。(笑) |
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釧路湿原を流れる釧路川です。キレイな川ですね。 |
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標茶からさらに北上すると屈斜路湖・川湯温泉・摩周湖の観光名所に着きます。 赤丸地点が今回立ち寄ったところ。 |
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屈斜路湖畔のコタン温泉。目の前は凍結した屈斜路湖で、温泉が流れ出ている周辺だけ 氷が溶けて白鳥が集まってきています。 温泉の真ん中の大きな岩が一応男湯と女湯の仕切ですが、ほぼ混浴と言う感じかしら・・・。 脱衣所も男女別にあります。季節はずれの平日のせいか、この時は私達の貸し切りでしたが、 私達が出るのと入れ替わりに2組4名のカップルが来てました。私達が出るのを待っていたみたい。 |
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石の上にカメラを置いてセルフタイマーで 記念撮影。 湯加減はちょうどいい感じ。(^_^) |
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コタン温泉から3kmほど北に行くと池の湯温泉があります。コタン温泉も池の湯温泉も無人で無料 ですが、道路沿いに小さな看板しか出ていないので、初めて行く人は通り過ぎてしまうかも。 ここは脱衣所は2つありましたが湯船は完全に混浴。湯船の真ん中付近でバンザイしてる のが私です。(笑) ここはちょっとぬるめの温度でした。夏なら調度くらいなのかな。 それと今の時期は管理されていないのかしら、温泉内はコケでぬるぬるでした。 |
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屈斜路湖畔は温泉だらけなんですが、ここ砂湯では湖の周辺どこを掘ってもお湯が出てきます。 |
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雪道でスタックした時用に土木工事用の大きなスコップを持ってきていたので、早速湖畔を 掘ってセルフ温泉を作ろうとしたのですが、硬い岩盤に阻まれて30センチくらいしか掘れません でした。と言うことで足湯。(笑) 写真じゃよくわかりませんが、足下にはちょうどいい湯加減の お湯が湧いています。 |
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砂湯は観光スポットになっていて、大きな駐車場と お土産やさんがあります。 やはりオフシーズンのせいかほとんど観光客はナシ。 夏は大勢の人で賑わうんでしょうね。 ピーチソフトクリームを手にしてご機嫌なボン2号。 |
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お土産やさんにおもしろいモノがありました。Hがしたくなる飴ですか・・・(笑) ××が元気になる飴って何が元気になるのでしょう・・・(笑) |
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川湯温泉のすぐ近くに硫黄山があり、常時湯気を噴きだしています。すごいニオイ。 ここも観光地になっていて、大きな駐車場とお土産やさんがありました。 |
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噴出しているそばまで近づくことができるので、行ってみました。 看板にはヤケド注意。 |
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屈斜路湖観光と言えば摩周湖もセットみたいなものですが、ごらんの通り摩周湖に続く道は 除雪されておらず通行止。(ToT)ダー 2メートルくらい積もってるかしら。 またの機会に とっておきます。 |
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屈斜路湖を後にし、本日宿泊予定の川北温泉へ向かう途中に開陽台にも 立ち寄りました。夏には大勢のバイクライダー他旅人で賑わう、結構有名なスポットです。 写真の建物の屋上には登られるのですが、建物内は冬季は無人で入れません。 |
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地平線がず〜っと広がり、これぞ北海道と言う景色が楽しめるところ。 |
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ホントに地球が丸く見えそうでしたよ。(笑) |
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北海道気分を味わえるどこまでもまっすぐな道。こういう景色に憧れて大勢のライダーやチャリダーが 夏に北海道へ行くんですよね。私もその1人でした。 |
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さてさて、今回の北海道旅行のメインイベント、川北温泉です。ここから5kmありますが、 道路は除雪されていないので歩いて行くしかありません。 雪中キャンプの経験はなく、また5kmも山奥まで入っていって、何かトラブルが発生しても簡単に救助を 求めることができないのでかなりドキドキもんでした。 ボン2号も「ええ〜っ 5kmも歩くの〜 (-_-メ) 」とブーイング。(笑) ボン2号は28リットルのザック、私は45リットルのザックにテント・寝袋・マット・ガスコンロ・コッヘル・ 水と食料・救急セットやもしもの時のための催涙スプレー(熊と遭遇した時のため)などを装備して 林道へと突入です。車は一晩国道沿いに置きっぱなしですが、こんな僻地でいたずらする人も いないでしょう・・・。 |
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積雪2メートルくらいかな。スキーウェアに長靴・スノーシュースタイルで14時40分に出発。 e(^。^)g_ファイト!! |
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橋を渡っているところ。 |
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温泉は遠い・・・(^。^;)フウ |
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途中何度か休憩しながら、1時間半で3km進んできました。ちょっと上り坂なのと、やっぱり圧雪 されていない雪の上なのでスローペースです。(^。^;)フウ |
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カーブミラーが自分の足下になるくらい雪が積もってる。 |
車を停めた国道からはずっと1本道で、道路に沿って電柱も建っていますし、所々にカーブミラーも あるので一面真っ白でも道に迷うことはないのですが、温泉の直前になって道が2つに分かれていて、 さてどっちへ行けばいいのやら・・・。 携帯の電波は通じないのですが、スマホのGPS機能を使って現在地は常に把握できます。 スマホの地図を拡大して現在地を確認しながら歩いてみたら、地図上で温泉が近づいてきたので 道は合っていたようです。(^_^) よかった、(^。^;)ホッ |
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w(゜o゜)w オオー! なんかそれらしき建物が見えたぞ〜 \(^o^)/ワーイ 車からスノーシューで歩くこと2時間半、やっとここまで来ました。 |
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事前にネットで調べていて、冬季は閉鎖でも温泉のお湯はずっと出っぱなしになっているハズ・・・ ですが、もしも温泉が出てなかったら立ち直れないくらいショックかも・・・。 頼むから温泉湧いててくれ〜 ☆彡 (-人-;) 願い事願い事... |
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\(^O^)/ヤッター ちゃんと温泉が湧いていました。 右が男湯・左が女湯です。黄色い扉が脱衣所。除雪しなければ左側のように雪で脱衣所も 埋もれているハズなんですが、男の脱衣所の扉の前は除雪されていたので、私達と同様、 スノーシューかクロカンスキーなどで最近ここへ来た人がいたと言うことですね。 |
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温泉貸し切りで入り放題。(笑) 最後の人が来てからこの日までの間にも若干積雪があった ようで、脱衣所の扉の前に少し雪が積もっていました。 道具がないので手足で頑張って除雪。 (^。^;)フウ |
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雪の上にテントを張ったことがなかったので、どうしようかとそこが心配だったのですが、温泉の 地熱で湯船の横はキレイに乾いた地面が出ていました。ラッキー(^_^) そこにテント設営。 |
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オートキャンプと違ってイスもテーブルもないので、脱衣所の棚を使って夕食づくり。 と言ってもレトルトのカレーにフリーズドライのご飯、コンビーフの缶詰ですけどね。 _(^^;)ツ アハハ たくさん歩いて疲れていたので、これでも十分ごちそうです。(^_^) 一応カレーは一袋300円のちょっといいヤツを自宅近くのスーパーで買ってきました。(笑) |
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コンビーフの缶詰の開缶初挑戦のボン2号。 上手に開けられるかな〜? |
歩いている時は結構汗ばむくらいだったのですが、 気温はマイナス2度くらいと、現地到着後はイッキに 体が冷えてきたので夕食後に早速温泉で温まり ました。(^_^) 温泉ですが、この時期で体感で43度くらい。 ちょっと熱いくらいなんですが、川の水を引いている ホースがあり、そのホースを湯船に突っ込んで水を 入れて温度調整します。 |
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日が暮れた後は真っ暗でやることもないので18時30分に就寝。寝る直前にもう一度温泉に 入って体を温めてから寝袋に入りました。 |
眠りに就いたのですが・・・ テントの周囲には雪がなく地面も乾いていたので、安心して眠りに就いたのですが、 日没後にどんどん風が強くなり、テントが吹き飛ばされそうになるくらいの強風。 風の音もものすごく、テントもバタついて全然眠れなかったので、夜中にボン2号を起こして、 脱衣所の中にテントごと移動しました。 移動するにあたって、脱衣所の床面の周囲には隙間から入り込んだ雪が凍結して ガチガチに固まっていたので、まずはその氷を砕いて除去、結構時間がかかったな。(^。^;)フウ 脱衣所の面積はテントよりもちょっとだけ狭かったんですが、テントを無理矢理押し込んで なんとか事なきを得ました。 この夜にふと思ったのですが、狭いテントの中で過ごす夜と言うのは、人間の5感の中でも 最も重要かと思われる視覚が遮られた状態で、テントの外がどうなっているのかがまったく わかりません。まさかこの時期のこんな山奥に、しかも夜に人間がやってくるなんてことは ないとは思いましたが、他の動物達がエサを求めてうろついてるかもしれないし、もしかしたら 冬眠しているハズの熊が現れたり・・・なんてことも想像してしまいました。 また、温泉が谷間にあるので雪崩が起きたら埋まるかも・・・とか思ったり。まぁ実際は雪崩が 発生して埋まるような地形ではなかったとは思いますが。それでもテントの中にいると外が 見えないのでいろいろ気になるのでした。 キャンプ場でのテント泊は、管理された地で周囲には他の人達もいるし、同じテント泊でも 安全がほぼ確保された状態ですが、人間の気配がまったく感じられないようなところでの テント泊ってこんなにも神経が研ぎ澄まされるのか・・・と思った夜でした。 (^_^)/~~サヨナラ・・・・オヤスミナサイ・・・ |
3月27日の走行距離 : 242km プラス徒歩5km 北海道旅行6日目に続く・・・。 |