2011/05/05 東北旅行その2

東北旅行2日目の5月2日、この日だけお宿を取ってあります。田沢湖近くの温泉ホテル。後は夜までの間
どこを観光するか・・・。

冬に買った雑誌の温泉特集で、オススメの1位だったのが青森県にある黄金崎不老不死温泉だったので、
まずはそこへ行ってみることにしました。

5月2日の移動経路。 錦秋湖SA→黄金崎不老不死温泉→弘前城→田沢湖高原温泉


富山を出てからず〜っと雨でした。(*_*) この日も雨で風も強い荒れた天候。写真は秋田県から
青森県に入ってすぐのあたりの日本海です。 波も荒い。





ここが雑誌の温泉特集で1位になっていた
青森県の「黄金崎不老不死温泉」

写真にちらっと写っているのはウチの
ボン2号・・・(笑)


名物はこれ、海岸沿いにある露天風呂。まず本館の受付の券売機で入浴券を買い、本館の内風呂に
一旦入ってから脱衣所でもう一度服を着て、外へ出てからここへ移動します。本館からすぐ目の前とは言え、
この日は雨が降り、気温も10度以下と大変寒い日で、ここを歩いている時は凍えてました。
{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜



左が混浴(ほぼ男性用と言う感じ)、右が女性用です。温泉に入ってる時も間はキッチリ仕切られて
いて、女性の方も安心して入れそうでした。 ここ、かなりワイルドな場所なのが特徴ですが、脱衣所も
吹きさらしなので時期によってはメッチャ寒いです。この日も寒かったけど、冬なんてさぞかしすごい
ことでしょう。(笑)



すごいでしょ、このロケーション。朝8時から日帰り入浴ができるのですが、朝イチにやってきました。
外気温が低いせいでお湯もちょっとぬるい目。この時は何分かに1回、日本海の荒波が湯船まで
ザップ〜ンと来てました。(笑)



温泉を出て後はそのまま日本海沿いに北上。次の目的地は弘前城です。道路と海の間に見える
線路はJR五能線。



私、子供の頃から大の鉄道マニアで、鉄道に関する本もたくさ〜ん読んでいました。その時の記憶で、
1972年、この五能線で波に線路の路盤がさらわれ、知らずにやってきた朝の一番列車がそのまま海に転落、
機関士さんが亡くなると言う事故が起きて、その慰霊碑が建っていることを思い出し、どうしてもその場を
見たくて探していたら、たまたま車を停めた横に慰霊碑を発見。w(゜o゜)wワオ!!
中学時代に列車でここを通ったことはあったけど、慰霊碑を間近で見るのはこれが初めてです。
30年ごしの願いが叶った。

写真でもわかるかと思いますが、荒れた日本海の波に路盤がさらわれるって言うのもわかるような
気がしました。



これがその慰霊碑です。広戸〜追良瀬間にあります。国道でもちょうどこの部分だけ広くなっていて、
車を停めることができる十分なスペースがありました。



携帯で時刻表を調べたら、ちょうどいい時間に列車が来るようだったので、車の運転は嫁に頼んで私は
五能線に乗ってみました。上記の赤丸の深浦駅から乗車し、北金ヶ沢で降車。

ちなみに東北6県で、1984年当時に営業していた国鉄線は枝の枝まで含めてすべての営業路線を踏破
しています。ぴーす V(^0^)


ここが深浦駅、駅員さんもいて緑の窓口もある、ここらへんでは中心となる駅です。



駅の時刻表を見たところ、上下線それぞれ1日8本の運転のようですね。



中学2年のボン、学校へ提出する、休み中の活動記録として駅のスタンプを押していました。



深浦駅のホーム



列車がやってきました。見ての通り非電化ですので電車ではありません。ディーゼルエンジンで動いてます。



車内はガラガラ。まるで空気を運んでいるよう・・・。それでも廃止にならないのは、貴重な住民の
足なんでしょうね。



弘前行き、まもなく出発です。



後ろ方向を向いて撮った写真。雨が降っていました。



テトラポットとコンクリートの擁壁でしっかり守られていましたが、それでもたまに大波が線路へ
かかっていました。



車が3つの「轟」はたまに見かけそうですが、馬が3つの「驫」は珍しい。画数の多い漢字ですね。(笑)



五能線の観光列車、リゾートしらかみ号。乗客にはいろいろイベントが用意されているようです。



海岸沿いの五能線の景色を楽しんだ後、嫁に車で迎えに来て貰いやすいように、国道沿いの北金ヶ沢駅
で待ち合わせしました。無人駅でしたが、駅舎はしっかりしていますね。



たまたまですが、駅から国道へ戻る途中にこんな看板をみかけたので行ってみることに。



どうやらこれが日本一の大イチョウらしいです。 (・_・)......ン? って感じですが・・・



近くに行ってみて納得。
これはたしかに巨大だ。
何本かの木が集まっている
のかな。

うちの長男、こうしてみると
ずいぶん背が伸びました。



弘前に段々と近づいてきました。青森と言えばリンゴの産地、道の左右にはず〜っとリンゴ畑が
広がっていました。10月くらいに通ったらリンゴの実がいっぱいなってて見ごたえあるだろうなぁ。



ちょうどお昼頃に弘前到着。まずはお昼ご飯と言うことで、ガイドブックを見ていろいろ探していたのですが、
ご当地グルメっぽいのがあんまり見あたらず・・・。弘前駅前の市街地中心部に行けばなんかある
やろうって思ってコインパーキングに車を停めて適当に歩いてみたのですが、全然飲食店がないのね。
私が生まれ育った大阪ならばそれこそもうそこら中に飲食店が並んでいるんですが、所変われば文化も
違うようです。

商店街をウロウロしていると、居酒屋みたいなお店を発見、昼間から営業してるのかなぁと、おそるおそる
戸を開けてみたら中から「いらっしゃいませ〜」の声。なんかよくわからんけどとりあえずここで昼飯にするかぁ。
「大衆酒場298」って言うお店です。お昼時なのに自分達しか客がおらず、料理の方もかなり心配だったの
ですが、無用な心配でした。(^_^) 店長さんの対応がとても丁寧で、店員の女の子も愛想よく、
料理も安いのに味もボリュームもバッチリ。また来たいなぁって思うお店でした。
鳥カツ丼。鳥カツって書いてあるけど、鳥の
唐揚げ丼って感じです。タルタルソースなのが
特徴。
こちらは海鮮カツ丼。大根おろしとつゆが付いて
いて、天丼って感じです。これもなかなかの
ボリューム。(^_^)
ボリューム満点。1人で食べきれずに家族で
唐揚げを分けて食べました。
ソースカツ丼です。このお店のカツって言うのは
パン粉を使っていない揚げ物なのかな。
カツのような天ぷらのような、不思議な食感でした。





桜の名所としても全国的に有名な
弘前城へやってきました。
さくら祭りの期間中とあって、結構な
賑わい。祭りって言うくらいやからやっぱ
こうでなくっちゃね。



お堀の外側です。大きく伸びた枝に満開の桜。桜のトンネルみたい。



堀を渡って城内に入ってきました。堀の外も中も桜がいっぱい。



富山を出てからず〜っと雨でしたが、ようやく晴れ間が見えました。(^_^)



ホント城内外各所に桜がいっぱい。こりゃすごい。



ちょうど4人分あったので撮影しました。
一番小さいボン2号は嫌がってたけど。(笑)



これが弘前城です。1611年築城なので今年でちょうど400年になります。ちなみに最初のお城は
落雷で消失し、写真のこのお城は1810年に建てられたもの。



しだれ桜もキレイでした。弘前城ではいろんな桜が合計2600本も咲き誇っています。



天守閣から見た西側の景色。後方に見えるのは津軽富士とも呼ばれる岩木山。天気がよければ
キレイに見えるのですが・・・。 行列は天守閣に入るために並んでいる人達です。私も20分くらい
並びました。



お堀に映った桜もキレイ。



これも天守閣から撮影。


弘前城で桜を堪能した後は、本日のお宿である田沢湖高原へ一気に移動。 4泊4日の今回の行程
のうち、唯一の宿での宿泊です。 


本日のお宿は田沢湖高原にある「ハイランドホテル山荘」です。 昔ながらの温泉宿って感じで、
写真のサッカーゲームや卓球台も置いてありました。 スキー場がすぐ近くにあり、冬の間はスキー客が
たくさんやってきそうでした。



お部屋で記念撮影。浴衣に
着替えてから撮ればよかったかな。
夕食はバイキングです。好きな
モノが腹一杯食べられるとあって、
大喜びのボン2号。(笑)
お腹いっぱいになった後はやっぱり
眠たくなるのねん。しかし着替えも
せず、布団もかぶらず、しかも
こんな体制・・・寝相悪すぎ。(笑)


こうして東北旅行2日目が無事に終わりました。本日の走行距離、約530km、今日もよく走った。(^。^;)フウ
そのうち自分がJR五能線に乗っていた24kmだけ嫁に運転してもらいました。(笑)


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