2011/05/05 東北旅行その1
毎年ゴールデンウィークは自転車で大阪や東京まで遠乗りしていたのですが、今年は福島県へボランティアへ 行こうと思ったのでした。 放射能の風評で一番ボランティアが少ないと思われる福島県の南相馬市および相馬市のボランティアの 受付へ電話したのですが、連休中はボランティアの方が大変多く集まり、配分する作業がないとのこと。 行ってもやることがないのに被災地へ行くと、逆に渋滞のもとになったりしてこれはいかんと予定変更。 自転車乗るにしても、この連休はどうも天候がイマイチだったのと、休日の1000円高速が6月で終わりそうな 気配・・・と言うことで、復興のために東北地方へお金を落とすべく、家族で旅行することにしました。 4月30日(土)は仕事でして、帰宅してから「今から東北行くか?」と思いつきで動くのはいつものこと。(笑) 何日間行くとかどこへ行くとかまったく決めていなかったのですが、ずっと車中泊もさすがに疲れるかなぁと思い、 5月2日の1泊だけ宿を予約しました。連休中の宿泊予約なのに、2日前の夜でも空室があるところからして、 東北地方への観光客の少なさを予感・・・。 |
4月30日夜〜5月1日の移動経路 自宅→磐梯熱海温泉→郡山市→花巻・宮沢賢治記念館→鉛温泉・藤三旅館→錦秋湖SA |
北陸道の砺波ICから磐越道の郡山ICまで413.4km 通常8550円のところが1000円とはやはり嬉しい。(笑) |
福島県郡山市には高校の同級生のEBIちゃんが在住でして、そこが今回の東北旅行の最初の行き先。 ただ、10時頃待ち合わせだったんですが、朝7時に郡山に着いてしまったので(笑) 時間調整も兼ねて 近くの磐梯熱海温泉の足湯へ行って来ました。 |
郡山から10kmくらいかな。 磐越道の磐梯熱海インターの近くにある 磐梯熱海温泉。小さな温泉街でしたが、 旅館やホテルはとても立派なモノがたくさん 建っていました。 写真中央にあるのが足湯です。 桜もなかなかキレイ。(^_^) |
早朝のためかしら、他に誰もおらず貸し切り。(^_^) ここの温泉街には、地震からの復興のための 各業種の作業員さん達がたくさん滞在しているようで、ホテルの駐車場で作業前ミーティングを 行っている姿がいくつか見られました。お勤めごくろうさまです。m(._.)m ペコッ |
9時半ころ郡山市内のEBIちゃん宅に到着。地震の影響はかなりのもので、発生当初は物資も不足 してかなり大変だったようです。今はガソリンや食料などの物流もほぼ平常で問題ないとの ことでしたが、コーラ工場が被災してコーラがまったく買えず、「コーラ飲みたい」って言って いたので、富山からコーラをお土産に持って行きました。(笑) 1時間ほとお邪魔していたのですが、その間にも余震で家が揺れました。驚いたのは、 私が揺れを感じる前にEBIちゃんが、「あっ地震やっ!!」って言ったこと。数え切れない ほどの余震を経験してかしら、揺れる前に音でわかるとか。地震予知のナマズみたい。(笑) |
同級生のEBIちゃん、そのご両親と一緒に記念 撮影。 いろいろお世話になり、ありがとうございました。 m(._.)m ペコッ |
先の郡山へ行くよりも前に決めていた 行き先がここ、岩手県花巻市にある 宮沢賢治記念館と併設レストランの 山猫軒。ここへ行く方は事前に宮沢賢治の 「注文の多い料理店」を読んでから 行きましょう。(^_^) 宮沢賢治記念館でも読めますし、この 山猫軒にも本はありました。 「どなたもどうかお入りください 決してご遠慮はありません(「いりません」ではない)」 とか 「ことに太ったお方や若いお方は大歓迎いたします」 と書かれた看板があります。 うーん、まさしく山猫軒だ〜 |
15時半くらいと半端な時間に行ったせいか、貸し切りでした。 しかし時間が半端とは言え、ゴールデン ウィーク中の観光地なのにこんなに人が少ないとは・・・。 地震の影響が大きいものと思われます。 |
この山猫軒、作品上でも「西洋料理店」と言うことなので、洋食を注文しました。(笑) こちらはタンシチュー定食。 シチューの味が最高。(^_^) すいとんも付いてました。すいとんと聞くと昔を想像するのは私だけでしょうか・・・。 |
ホロホロ鳥のチキンカツ定食。 ホロホロ鳥って初めて食べましたが、とても柔らかくて美味しかったです。 チーズとシソも挟んであって、まさに私好み。(^_^) このホロホロ鳥、日本でも岩手県や和歌山県のごく一部でしか飼育されていないとか。 |
山猫軒と言うだけあって、大きな山猫が入口に座っていました。(笑) |
こういう看板が店内外のあちこち に掛かっています。 さすが山猫軒。 |
こちらが宮沢賢治記念館。新幹線の新花巻駅からも結構近いので、鉄道の旅でも行きやすそうです。 |
東北道の南花巻ICから県道を北西方向へ進んで行くと、大沢温泉、志戸平温泉と続き、さらに行くと 鉛温泉があります。そこにある藤三旅館へ日帰り入浴にやってきました。 この「日本秘湯を守る会」の提灯がある温泉に入るのは、新潟県の雨飾温泉と富山県の名剣温泉に 続いてここで3つ目です。 ここの温泉の名物は日本一深い125センチの白猿の湯。天然の岩をくりぬいて作り、 底からお湯が湧いてきている100パーセント源泉掛け流しの温泉です。他にもいくつか浴場が 別れていて、露天風呂は水量豊かな川の真横にあり、お風呂に浸かりながら川にも手が届きそうな くらいでした。 藤三旅館ホームページ(温泉ページ) |
玄関横の休憩室で記念撮影。 いいお湯でした。(^_^) |
温泉を出るとすっかり陽も暮れていました。 昨晩は徹夜で高速道路を移動していましたが、今晩も宿無しです。(笑) 次はどこへ行こうかな・・・。 とガイドブックを見ていろいろ考えていたのですが、とりあえず日本海まで出て 北上しようと言うことで花巻南ICから高速に乗って秋田方面へ向かいました。 |
秋田道にある錦秋湖SA 時間は20時過ぎでしたが、駐車場も 建物付近も真っ暗・・・車もほとんどないし。 連休中なのにもしかしてもう営業終了?? (^^;; ヒヤアセ とおそるおそる中へ入ってみたら、ちゃんと 営業していました。ヨカッタ (^。^;)ホッ 節電しているんでしょうね。 |
チャーシュー麺 | 担々麺 |
牛丼 | ソースカツ丼 |
腹の皮吊れば目の皮弛むと言う通りで、食べたら眠たくなってきました。\(~o~)/ふあぁぁ 夕べもほとんど眠ってないし・・・と言うことでこの錦秋湖SAで車中泊となりました。 夕べからの走行距離は920km、よく走った。(^。^;)フウ (^_^)/~~サヨナラ・・・・オヤスミナサイ・・・ |