2010/07/19 富士登山(須走口)その1

 2010年7月18日、富士山に登ってきました。今回はうちの長男(通称「ボン」)も一緒です。
学校の遠足のハイキング程度しか歩いたことがないうちのボン、初めての登山がいきなり
富士山です。(笑) 私も1人じゃない登山は今回が初めてとなりました。
去年の大荒れの天候とは違って今回は好天に恵まれ、充実した登山でした。(^_^)


相変わらず思いつきの登山決行です。(笑)
登山の数日前に、東京と大阪の私の知人が、ミクシィで富士山に登ると言う話をしているのを見て、
なんか急に自分も行きたくなりまして。(笑) 17日の土曜日は仕事だったのですが、仕事先からうちの
ボンに「明日富士山登るか〜?」と突然電話で聞いてみたところ、「行く」との返事。
仕事から帰宅後、すぐさま着替えや洗面具などの準備をし、土曜日の夜8時に富山県の自宅を出発。
今回が初めての山歩きとなるボンは登山靴も持っていなかったので、高速に乗る前に慌てて近くの
大型スポーツ用品店に行きました。(;^_^A アセアセ
21時閉店の店に20時45分に入り、そこから靴の試着。いろいろ試し履きしているうちの閉店の案内が
流れてきて・・・(笑)



 ボンは中学1年生とまだまだこれから成長するので、あんまりいい靴を買ってももったいないなぁと思って
いたのですが、日本一の山に登るのに、しかも初めて山歩きするのに安物の靴で辛い思いをしたら
かわいそうかなぁ・・・と親バカぶりを発揮し(笑)、13600円の靴を購入。(^。^;)フウ
ボンにはこれからしっかり元を取ってもらいます。(-_☆)キラリ
スパッツと靴下もここで一緒に買ったのでした。


 21時30分くらいに富山インターから高速に乗り、北陸道〜上信越道〜長野道〜中央道〜東富士五湖道路と
走って、4つある富士山登山口のうちの須走口に到着。
しかし・・・

去年は午前3時頃に登山口に到着し、非常に多くの登山者の車の渋滞で登山口から400mも
離れた所に車を駐車しなければならなかったので、今年は少しでも登山口に近い所に駐車しようと
去年よりも1時間以上早く着いたのに、やはり好天予報の3連休とあって、登山口は車の列で
去年とは比べものにならないくらいのものすご〜い大渋滞。駐車場に停めきれない車は、
登山口からどんどん離れた所への路上駐車となるのですが、私がやっと車を駐車できた場所は
登山口からなんと3.2kmも離れた所。(ToT) しかも登山口の駐車場なら標高2000mあるのですが、
私が駐車した場所はGPSによると標高1611m。(ToT)ダー 本来の登山ルートよりも片道3.2kmも
余計に歩かなければならず、しかも標高にして400m近くも低い位置からのスタートとなったのでした。
(;´д`)トホホ


 ボンはスヤスヤ眠っていたのですが、私は興奮してか全然眠れず、1時間ほど仮眠を取り、
午前4時半起床、身支度整えて4時50分に出発しました。標高1611m地点でしかも早朝とあって
かなり寒かったです。 {{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜
あぁ・・・、ここから3.2kmも歩いてようやく本来のスタート地点かぁ・・・(;´д`)トホホ



道路上を歩いている時に見かけた看板。まだ2kmもあるのかぁ…(^。^;)フウ



午前6時ちょうどにようやく須走口五合目登山口に到着しました。車を停めた所から1時間10分かかった。
後ろに見えるのが富士山です。さぁ、気合いを入れて、頂上を目指すぞ〜 e(^。^)g_ファイト!!



登山者は暗いうちから登る人の方が多いくらいで、朝6時ならかなり遅い出発の方です。
登山口のお店は朝6時でも全部営業してます。



この時刻でここにいる人達はおそらくみなさんこれから登るかたでしょう。みんな頑張りましょう。
e(^。^)g_ファイト!!



登山口の五合目ですでに標高2000mあるのですが、まだ樹木が生えています。登り口あたりは
普通の登山道と言う感じ。



1時間ほど登ると森林限界を過ぎ、木がなくなって視界が開けてきます。山頂、目の前に見える
のですが遠いんだな、これが。



標高2600mくらいでしょうか、車からだと1000mほど登って来ました。1000mどころか、その半分でさえ
登ったこともないボン、さすがに疲れが出てきたか。(笑) でもまだまだこれからなのだ・・・。



六合目の山小屋で売られている
品の値段。

カップラーメンが500円と下界に
くらべるとかなり高いですが、自分で
背中に担いで持ってくることを思えば安いものかしら・・・。



本六合目(2700m)です。天気がよくてまぶしい。(**)/ マブシイッ!!



売店はこんな感じです。ペットボトルの水やお茶は1本400円。



この辺から下を見ると、まだまだ緑がいっぱいです。左奥に見えるのは山中湖。



夕べ買ったばかりで今日初めて履いた靴のせいか、カカトに靴擦れのマメができてしまいました。
(;^_^A アセアセ 絆創膏を貼って応急処置。まだまだ先は長いけど大丈夫かな・・・。



六合目あたりから上は火山岩や石ばかりの殺風景な感じ。



七合目の山小屋、太陽館。 須走口は、富士登山の4つのルートのうち、スタート地点が下から2番目に
低いので登山者は少ない方なのですが、それでもご覧の通り、大勢の人で賑わっています。



七合目、3090m。 気温は低いのですが、ずっと歩き続けていて汗ばむくらいなので
半袖シャツでも大丈夫。



 先ほどの七合目で標高3090mだったのですが、次の山小屋は本七合目の3200m。
七合目の次が八合目じゃなくて本七合目ってなんか騙された感じ。(笑)
このヘンから気圧が低くて酸欠気味になってきて、高山病の症状が出始めます。ボンは頭痛が
始まり、少し歩いてはすぐに座り込んで休憩すると言う感じで・・・。
「無理せんともう降りようか?」って私は何度も声をかけましたが、「いや、登る」と気合い十分のボン。
そうは言ってもあまり無理はしない方がいいですね。私も迷ったのですが、下山せずに先へ行くことに
しました。



ボンだけでなく、他の登山者のみなさんもしんどそう・・・。



下界で見るよりも空がより一層青く見えるのはなんでだろう・・・。



七合目くらいからホント息苦しくなってくるんですよ。ものすご〜いスローペースで歩いていても、
心臓がバクバクなるし。気合いと根性だけで登るのは危険なので、高度順応できるように
ゆっくり登るのがミソです。



次の山小屋まで行ったら休憩しよう・・・
と言う感じで山小屋は休憩ポイントの目安になります。



この八合目で須走口と吉田口の2ルートが合流します。吉田口は須走口よりも登山者が多いので、
八合目より上は登山道もかなりの人でいっぱいになります。この辺は道が広いのでどうもないですけど。



登山口のスタート時は、小学生くらいの子供も結構みかけるのですが、上に行くほど子供は減っていきます。
七合目や八合目で折り返すパターンが多いようで。
ちなみに大人でも登山口を出発した人達のうちの半分くらいは山頂まで行くことができないようです。



こんな感じで八合目より上の登山道には登山者がいっぱい。
登山道にはルートを間違わないようにロープが張られているのですが、登山道以外のところを歩くと
落石が発生する危険が高く、下の人に当たると大変なことになるので絶対にルートから外れないこと。



下の方から七合、本七合、八合、本八合と上がって来ますがその次が八合五勺(3450m)
ボン、高山病の症状で頭痛が激しくて辛そう・・・。私もこの当たりから頭が痛くなってきました。(+_+)



もうすぐ山頂です。登山者がいっぱいですね〜 みんなガンバレー e(^。^)g_ファイト!!


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