2007/06/19 野辺山周辺

 土曜日の夜に東京タワーへ上ったROOKIE家族ですが、東京にはわずか3時間ほど
しか滞在せずにあっという間に帰途につきました。(^。^;)フウ
中央自動車道に乗ってすぐ、まだ八王子よりも手前の石川パーキングに午前1時頃
に着いてそこで仮眠。 {[(-_-)(-_-)]} ...zzZZZ 〜♪

 まだみんな眠っている午前4時半、なんとなく目が覚めた私はまた運転を始め、
そのまま富山へ帰るのも芸がないので、これまでは全然行っていなかった
野辺山・清里の高原へ足をのばしてみました。
ちなみに野辺山・清里は隣同士ですが、野辺山は長野県・清里は山梨県です。


 JR小海線清里駅。木造ではなく、モダンな
作りの駅舎でした。中は結構広かったです。
 私がここへ来るのはなんと24年ぶり。
当時はホント過疎の町と言う感じでしたが、今では
駅前の町並みはとってもオシャレな建物が
並んでいました。



 清里駅のホーム。日曜日で朝の7時半と
あって全然人の姿は見えませんでした。
JR駅で高所にある駅ベストテンのうち、9位までが
ここ、小海線にあります。



 かつては鉄道マニアだった私もさすがに25年の
ブランクがあっては車両形式も新しくなっていて
わかりません。(;^_^A アセアセ
2両編成でしたが、とっても空いてますねぇ。
平日の朝だと学生で賑わうのでしょうか・・・
この車両の座席配置からすると、通勤通学で
混雑することが考慮されている配置のようです。
通路が広くとってあり、座席数が少なく、また
ドア付近はロングシートになっていると。


 もともと予定になかったのですが、清里駅で時刻表を見ていると
あと10分ほどで列車が来るようで・・・
鉄チャンの血が騒いで一区間だけ乗ることにしました。
車は隣の駅まで嫁さんに運転してきてもらいます。(^_^)


清里駅〜野辺山駅の間、緑がとっても濃くて
さわやかです。(^_^)
 清里の隣の野辺山駅。こちらも駅舎はモダンな
作りになってました。



 この野辺山駅、JRの駅では全国一標高が
高いところにある駅です。標高1345.67m
この写真、私が中学1年生の時に信州方面へ
一人旅した時のモノ。1983年の写真です。
たぶん左の写真とほぼ同じ場所だと思うの
ですが・・・



 野辺山駅前にはかつて小海線で活躍していた
蒸気機関車のC−56が飾られていました。

ちなみにこのようにもう動かない状態で保存
されているモノを「静態保存」と言い、京都の
梅小路機関区のようにいつでも動かせる状態
で保存されているモノを「動態保存」と言います。
 C−56、「ポニー」の愛称で親しまれていました。
主に幹線ではなく、地方のローカル線で活躍
していた機関車です。

うちのボン達が乗っている部分は「テンダー車」と
言いまして、石炭と水のタンクなのですが、
オレンジのシャツのボンが乗っている部分が
切り取られたように欠けているのがこの機関車の
特徴。

現在の機関車は電気機関車もディーゼル機関車
も前後どちらの方向へも同じように走ることが
できますが、SLは進行方向が決まっており、
バックで運転するには大変不向きな形です。
しかしこのC−56は、テンダー車の両肩の部分を
切り落としたような形状にしていることで、運転席
から後方の視界も確保した機関車で、バックでの
運転がやりやすい機関車でした。



野辺山駅は駅としてのJR最高地点ですが、
路線としての本当の最高地点は野辺山駅と
清里駅の間の野辺山よりのところにあります。

写真左方向が野辺山駅、このあたりがJRでの
標高最高地点です。
カメラの向きと反対の背中側には八ヶ岳が
見えていまして、なかなか眺めのいいところ。(^_^)
 JR最高地点にはこのような石碑が建って
いました。後ろに見えるのはホテルですが、
このホテルにも「JR最高地点ホテル」なんて
宣伝文句が書かれていました。(笑)

25年前に私が来た時は、ホントに線路以外は
何もなかったんですけどね。



JR最高地点の標識が立っている横の踏切。
この写真の向こうの方に野辺山駅がある。
 踏切横に「鉄道神社」なるモノがあった。
ご神体として奉られているのは先のSLのC56
の先輪と犬クギ。

先輪とは、蒸気機関車の車輪のうち、直接
動力とはつながっていない一番前の方にある
直径の小さな車輪。

また、犬クギとは木製の枕木にレールを固定
するために打ち付けられている長さ15センチ
くらいのおおきなクギ。



JR鉄道最高地点の標識。
大きな喫茶店とドライブインとがすぐ横に
建っていました。もちろん宣伝文句は
「JR最高地点レストラン・・・」とか言う感じ。(笑)
恥ずかしながら中学1年の時のROOKIEです。
1983年の3月だったと思うのですが、まだ雪が
残っていました。
当時は左の写真と違って国鉄最高地点付近には
この写真の標識以外まったく何もなく、道路さえ
もなかったような・・・
野辺山駅から線路の真横を列車が通らない
時間をねらって1人で歩いてここまで来たのでした。

左の写真と比べると月日の流れを感じますね。




場所は変わって清里から小淵沢へ抜ける
「八ヶ岳高原ライン」の道中にある八ヶ岳牧場。
朝9時頃です。
お馬さん、みんなオヤスミ中のよう・・・(笑)



牧場内に入ることも可能でした。
子供達は山羊に触るのもおそるおそる・・・(笑)
最初は怖がっていたボン2号もなんとか山羊に
タッチできてガッツポーズ。(笑)


 日曜日の朝の7時から9時半くらいまで間、清里から野辺山周辺で遊んでいたのでした。
この後はROOKIE家御用達のサントリー白州工場とシャトレーゼ白州工場の見学。
試飲と試食が楽しみだ・・・(-_☆)キラリ  近日中に次のページをアップします。


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