2004/12/10 鹿児島紀行 (3) 

鹿児島3日目。相棒のMAKOやんが今日は休日なので朝から2人で出かけました。
彼の車はドイツ製のオープンカーでして。w(゜o゜)wワオ!!
天気もいいし、暖かいし、まさにオープンカー日和。 今日も一日フルコースです。

前日の夜から本土最南端の佐多岬へ行こうか、砂蒸し風呂で有名な指宿方面へ
行こうか迷っていまして。以前は下の地図の赤斑点のところにフェリーが出ていたの
ですが、今は廃止になったとか。MAKOやん宅がある鹿屋から陸づたいで指宿へ
行こうと思うと非常に大回りをしなければならず、ここはやはり佐多岬に行こうと
朝の7:30に出発しました。






佐多岬へ向かう途中、大根占と言う町が
あります。道路に指宿行きのフェリーの
看板が出ていたのでもしかして・・・
と行ってみたら本当は完全予約制なん
ですが、空きがあるようで飛び込みでも
乗れるとのこと。しかも次の便の出航が
もうすぐと言うグッドタイミング。

急遽予定を変更して佐多岬をあきらめ、
指宿へ渡ることにしました。



小さなフェリーでこの便に乗った車は4台。
空いててよかった。フェリーってとても
好きなんです。

昔自転車でこの辺りを走っていた高校生の
時は山川から根占へとフェリーで渡ったの
でした。



風があってちょっと寒かったのですが、
指宿へ着くまでの35分の間ずーっと
外に出ていました。

正面に見えるのは薩摩富士と呼ばれる
開聞岳。稜線がキレイに裾まで伸びていて
形のよい山ですね。

遠くに見える指宿の町、私が思ったよりも
大きなホテルなどが多くて
「指宿って結構有名な観光地なんだなぁ」
とあらためて思ったのでした。



指宿の温泉街にある砂蒸し風呂の
公衆浴場。今日は平日とあってとても
すいていました。

入口の看板に
「ゆくさ おじゃった もした」
と書いてあったのですが、さっぱり意味が
わかりません。(笑)

ようこそおいでくださいましたって意味
なんやって。 



下着も全部脱いで浴衣を着ます。
そして海岸沿いにある砂蒸し風呂へ。
テレビではよく見たことがあり、いつか
入ってみたいとずーっと思っていた
砂蒸し風呂。ようやく念願が叶った。(^^)



タオルを頭に巻いて横になり、係りの
おばさん達にスコップで砂を掛けてもらいます。
かなり熱いのよん。(~Q~;) あっち〜



こんな感じで・・・
小さなパラソルは海のまぶしさ除け。
と言うか、ほとんど記念撮影用ですね。(笑)



砂から出るタイミングは各自の判断によるのですが、目安は10分と看板に書いて
ありました。私、非常に暑がりで普段でも風呂はカラスの行水なのですが、
遠路はるばるやってきた念願の砂蒸し風呂、最低10分は頑張ろうと思って
時計を見ていました。すると周りで聞こえる常連さんらしきお客さんの声、
「昨日は40分入ってたけど、今日は25分くらいでいいかな・・・」
40分!! 25分!! こりゃ10分くらいで上がるわけにはイカンぞ〜(笑)
全身から汗が噴き出すのがわかります。本当は自由に手足を動かして
熱ければ砂を払えばいいのですが、初めてなもんでそんなこととは
つゆ知らず、全然動かずにじっと耐えていました。(笑)
顔中をしたたる汗を拭きたいな〜 とか 鼻の頭が痒くなったので
描きたいなぁ・・・なんて思いつつも根性で我慢。(笑)
しかし20分ほどでついにギブアップ、起きあがりました。
噴き出す汗で浴衣が全身びしょぬれ、風があたって冷た〜い。
砂蒸しから出た後はシャワーで砂を流し、そのまま温泉に入ります。



MAKOやんは余裕の笑顔で私よりも
長めに入っていました。
2人そろってパラソル立ててもらって
本日のモデルです。(笑)



奥の屋根のあるところが砂蒸し風呂。
砂から出た後、海から湯気が出ていた
ので海水自体が暖かいのかなぁ・・・
と足を入れてみたら・・・
(~Q~;) あっち〜
風呂加減どころでじゃないよ〜 50度くらい
あるのでは・・・
しかし驚いたことに足も付けられない熱い
お湯の中を目の前で小魚がいっぱい
泳いでいる!! 
熱帯魚ならぬ熱湯魚。(笑)
よくのぼせないなぁ。
立っている砂浜自体もかなり熱を持って
いて掘ればさらに熱くなります。



JR指宿枕崎線の山川駅。
駅員さんがいる駅では日本最南の駅です。
ここも中学1年の時に来て同じ構図で
写真を撮ったのでした。



山川駅前、目の前は海です。
MAKOやんのオープンカー かっこいい〜
私、オープンカーに乗るのは初めてで
ウキウキ気分でした。(^^)



開聞岳がとてもキレイに見えたので
車を停めてもらいました。
横一列に並んでいる木が南国ムードを
漂わせています。



ここは本当の日本最南端の駅、西大山。
昔来た時は先の山川駅では降りてゆっくり
写真を撮ったのでしたが、ここはほんの
数十秒の停車時間中にあわてて写真を
撮っただけだったので今回はのんびりと
最南端の駅を堪能。


ガードレールのポールにカメラを乗せて
はい、チーズ。(^^)
のどかなところですね。



2人揃ってY字バランスもどき。(笑)



昔を懐かしんでいると急に列車に乗りたく
なってきました。時刻表を見ると25分ほど
待てば次の列車が来るよう。

MAKOやんにお願いして3駅分だけ
1人で列車に乗せてもらいました。
お客さん全然いないのねん。
整理券を取って乗るワンマンカーでした。



西大山から3つ先の開聞駅。
MAKOやんは先に来て待っててくれて
いました。ここは開聞岳登山の入口にも
近く、登山者がよく利用するのでしょうね。
私以外には旅行者らしき2名が降りて
いました。



開聞駅から2kmほどのところにある
開聞岳登山口。

高校2年生の時に自転車でこの場所に
来て、ここに自転車を置き、1人山頂へ
登って行ったのでした。

本当は今日も登りたかったのですが、時間
の都合で断念。次回の楽しみにとって
おきます。



開聞岳の近くに九州最大の湖である
池田湖があります。
ネス湖のネッシーならぬイッシーがいる
とか。(笑)

写真は池田湖パラダイス(ドライブイン)
で食べたイッシー御膳。
うな重とスパゲティの組み合わせが
おもしろい。



天然記念物でギネスブックにも載っている
池田湖の大うなぎ。
1メートル以上あります。
すっご〜い。



この日の夕方16:10の飛行機で富山へ帰ります。
空港までの距離は結構遠いのですが、指宿スカイラインと言う観光向けの有料道路
を走って北上しました。 

鹿児島空港近くに国分と言う町がありまして。オーストラリアの英語学校で
クラスメートだった友人がそこに住んでいるので立ち寄って行きました。
その友人、夫婦共にシドニーの英語学校で私と一緒でして。2人はそこで
知り合って結婚したのです。 急な訪問だったのと平日の日中のせいで
旦那さんには会えませんでしたが、オクサマとは11年ぶりの再会。
時間の都合で1時間ほどの再会でまだまだ話し足りなかったな〜
ダンナさんとも会っていないのでまた来なければ・・・

このオクサマ、実はMAKOやんとも一度だけオーストラリアで会って
いまして、こちらも11年ぶりです。(笑)
(ツーリング写真館 ケアンズ参照)
上のリンク先の写真はケアンズでBBQした時のものです。
私が撮影者のため私は写っていません。



楽しいことはあっと言う間に過ぎて
しまうものでして・・・
3日間滞在した鹿児島ともお別れ。
空港で搭乗口から見送ってくれる
MAKOやん。

さようなら〜 (ToT)/~~~



往復とも羽田経由でした。
行きは外に出ませんでしたが、帰りは
せっかくですから乗り換えの時間を
利用して新しくできた第2ターミナルを
散策。

ここはバス乗り場です。
向こうの方に道路の案内看板があり
ますが、初めて来た人にとっては
難しそう。 やっぱ東京は大都会だ〜



あちこちウロウロしていたら、クレジット
カードと搭乗券の提示で利用できる
ラウンジを発見。私も一応ゴールドカードを
持っていまして・・・
と言っても法人カードなので
社員なら全員年会費無料でもらえる
カードです。(笑) 
もちろんここは法人カードでも利用できます。
 
スーツ姿のビジネスマンばかりの中、
ラフな格好で入って行った私はきっと
とても浮いていたはず・・・(;^_^A アセアセ



CMでもよく見かける第2ターミナルの
メインストリート。

この羽田空港、ちょっと暖房効き過ぎ
かと・・・行きも帰りもこの空港で汗だくに
なりました。鹿児島や富山空港では
どうもなかったのになぁ。

新しい、キレイ、ハイテクマシンがいっぱい、
人もいっぱい、大阪を離れて10年、今では
都会の風に吹かれると
「すごいなぁ〜」と驚くばかりです。



前回鹿児島へ行ったのは10年前の学生時代でバイクで下道を
ずーっと走って行ったのでした。まる一日かかったかしら・・・
今回は飛行機で4時間ほどで富山から鹿児島へ。早いなぁ。

バイクで走ったりオープンカーに乗せてもらったり、まだまだ時間が
欲しいなぁと思った3日間でした。本当に楽しかった・・・
次に行くのは10年後?? いやいや、やり残したこともあるので
すぐにでも行きたいや。     おしまい。


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