2001/11/4

落語研究会



アメリカやヨーロッパではハロウィンでにぎやかな時期ですが、日本では文化の日と
言うのもあってあちこちで大学祭が行われているよう。
私の母校でも今年は11/1〜11/4まで行われていました。

卒業してもう何年も経つのですが、現役学生の後輩部員達からは今でも各行事ごとに
お知らせのハガキが届きます。
大学時代の同期の者達も今はみんなバラバラですが、年に一度だけ
運がよければ集まろうということで、大学祭は私にとっては大学の同窓会みたいなもの。

10月終わり頃になるとメールや電話などで
「どうする? 今年も行くか?」
などと話が出てきます。今年は行かないつもりでしたが、
子供に
「じいちゃん、ばあちゃんのとこへ行きた〜い」
とせがまれたので行くことに。
(ほんとは自分も行きたかったんですけどね。(^^) )



さてさて、私が20代前半を過ごした落後研究会とはこんな感じです。






部室にかけてある、名札。
現役の学生は手前の梁に懸けられていて、
今写真に写っているのは卒業生達の分。
4段目の右から5つ目が私の札です。

芸名は「駄洒落家 R気」
と書いて
「ダジャレヤ ルーキー」と読む。
ルーキーの由来はここにありです。







部室で後輩達と麻雀をしているROOKIE。
落語研究会は昔々から3人打ち。
4人以上いても3人打ち。

学生時代は何度これで徹夜したことか・・・
自分が現役時代はクラブ活動をしていたのがなんと
夕方4時から朝の6時まで!! しかも毎日。

3回生の幹部以上になると徹夜はしなくてもよかったですが、
毎日のように部室に行って酒を飲みながら麻雀してました。
「そんなに麻雀っておもしろいんかねぇ」
って言われそうですが、はっきり言っておもしろいです。







これが本業です。(笑)

年に数回寄席を開くのですが、大学祭の時にも寄席が開かれます。
その名は「でんでん寄席」

だいたい1分しゃべるのに原稿用紙1枚分くらいの文章になるんですが、
10分のネタだと10枚分を丸暗記しなければならないってことですから
結構練習も大変です。それに加えて振り付けなんかも自分で
考えてつけます。
昔からの有名なネタが何十もテープに入っていて、それを聞きながらノートに
書き写していき、それを見て練習します。
授業中にもよくブツブツ言うとったもんで。(笑)







寄席の最後には大喜利をやります。
笑点なんかで見たことあるでしょ。
真ん中にいるのが先生役。
部員が多かったころはハッピの色を変えて右手と左手に別れて
対戦形式でやってました。

ずーっと見ていましたが、なかなかおもしろい!!
後輩達の頑張りようが伝わってきました。

かつてのにぎわいを取り戻せるか・・・
現役諸君に期待。







舞台裏です。
出ばやしは自分たちで生演奏。
太鼓と三味線のコンビでやります。
イキを合わせるのがむずかしいんよね。
1回生の年末にお囃子テストと言うのがあって、
それに合格するまで冬休みなし。(笑) 

大喜利で本日の寄席が終わりで最後は太鼓だけでシメます。
ちなみに私は三味線班でした。

落語研究会に入部したきっかけも三味線が弾きたかったから。




工学部しかない単科の大学なんで女子学生は少なく
とっても男臭いクラブでした。(笑)
上下の規律が厳しく、つらかった1、2回生のころ、
自分が天下を取っていたAUSから帰国後の5回生のころ・・・
一生懸命覚えたネタ、毎日が楽しかった三味線の練習、
酒とタバコ(当時は喫煙者でした)と麻雀に明け暮れた後半。

今でも三味線弾いてみたいって思うなぁ。

とってもハードなクラブ生活を共に過ごしてきたというのもあってか、
同期のみんなは今も仲良し。

数え切れないほど飲み屋に連れて行ってくれた多くの先輩方は
みなさん結婚され、家族ぐるみの交流をさせていただいてます。
(暇つぶし8/12参照)

今日は昔を懐かしんでいるROOKIEでした。(^^)



おしまい


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