20年前の愛車自慢
2005/12/18 UP

このページはとてもマニアックなページで、自転車の知識がない方が見ても何のことやら

さっぱりわからないと思いますのであしからず。(笑)


フレーム 元々はブリジストンのユーラシアツーリングのフレーム。全てのパーツを
外した後、自転車屋さんに再塗装を注文し、メタリックダークグリーンに
塗り替えてもらった。 その際、シフトレバー台座とポンプペグのロウ
付けも注文。
ハンドル 日東社製のドロップハンドル。立ちこぎしてもウデがハンドルバーの
上部に当たらないように、横幅を広く曲げ加工した。ハンドルを真っ正面
から見た場合、普通のハンドルは左右の握る部分が平行だが、私の
ハンドルは「ハ」の字型にしていた。

普通はコットン製のバーテープを一回巻いて使用するのだが、私は
それを2回巻いた上に、裏革生地をハンドルに巻き、糸で縫い合わせて
作った自家製極太革ハンドルにしていた。
ブレーキレバー 写真はシマノ社のシマノ600だが、見た
目は似たような感じのダイアコンペ社製の
モノを付けていた。
グリップの部分に滑り止めの小さい穴が
たくあん空いているのが特徴。
この細かい穴加工のため、普通の
ブレーキレバーが当時1200円だったのに
比べて、このタイプは2800円もしていた。
ステム 体が小さいのでハンドルが遠くならないように突き出し50mmの
短いモノを使用。
サドル フランス、IDEAL社製のIDEAL90  革サドルは水濡れ厳禁で、時々
革用ワックスも塗らなければならず手入れが大変だったが、毎日
乗っていると自分のお尻の形状に合わせてサドルも変形してきて、
ある程度の期間が経つと、何時間乗っていてもお尻が痛くならない
ようにぴったりとフィットすると言う利点があった。
ブレーキ ダイアコンペのNGC982 
ダイアコンペ(吉貝機械金属社)製
では当時最高級のブレーキ。 普通のブレーキが2000円弱の時代に
4300円だった。

画像はブラックアルマイト色だが、
私のはシルバー。
シフトレバー サンツアー社製 スプリント 今では一段ごとにカチッとクリックする
シフトレバーが当たり前だが、当時はまだそのタイプの出始めで
まだ普及していなかった。 私が使っていたのは一段ごとのクリックが
ないタイプで、登坂中のようにギヤとチェーンに負荷がかかっている時
など、自分が変速したい段よりも少し余計めにレバーを動かし、瞬時に
また少し戻すと言う機械ではできないテクニックで、自在に変速を
操っていた。
マッドガード(泥よけ) メーカー名は忘れたが、亀甲マッドガードと言って亀の甲羅のように
ボコボコの模様がついたタイプの泥よけをつけていた。
今ではまったく見かけなくなったが、当時は高級ランドナーにのみ純正で
付いていた。機能的には普通のマッドガードと何ら違いはなく、見た目の
満足度のためのもの。
キャリア 日東社製キャンピングキャリア 最初はアルミ製のキャリアを付けて
いたが、ツーリング時の大量の荷物を積載するには強度不足だった
ので、鉄製のモノへ変更。タイヤの左右に付いているこのキャンピング
キャリアが、自転車ツーリストの証。クロームメッキの輝きがキレイで
いつも磨いていた。
フロントディレイラー シマノ社製 デオーレXT 当時流行りだしたマウンテンバイク用の
変速機。トップギヤとローギヤの差が大きいワイドレシオ用の変速機。
ロードレース用マシンの変速機は高価なモノが多かったが、ツーリング
やマウンテンバイク用の変速機は、メーカーの最高級品を買っても
レース用の半額以下で売られていた。
リアディレイラー 上に同じく シマノ デオーレXT キャパシティーが38と当時の変速機
では最もワイドレシオに対応していた。
フロントギア 多分スギノ社製 3段で48T・40T・26Tの三段。
リアスプロケット シマノ社製 ウルトラ6 昔はリアは5段変速が普通で、私が自転車に
のめり込んでいた頃6段変速が出始めた。私のユーラシアは元々
リアは5段だったが、シマノ社から1段分の幅を狭くし、5段分の幅に
6段分のギアが装着できると言うモノが発売され、私はそれを装着。
6段のギヤは 13T・14T・16T・19T・23T・28T の6段。

最もトップ側のギヤだと前が48Tで後ろが13T、これは当時の
サイクリング車でも普通のギヤ比だったが、最もロー側にすると
前が26Tで後ろが28Tと、前よりも後ろの方がギヤが大きいと言う
ものすごいローギヤーになる。
市販の自転車で、前のギヤよりも後ろのギヤの方が大きくなるような
変速比のモノはまったくなく、私の自転車は荷物満載時でも坂道を
こいで登られるように超ローギヤまで設定していたのだった。

余談・・・
自転車での最高時速は一体何キロ出せるのかと挑戦してみたくなり、
最高速テストのためにわざわざフロントの48Tのギヤを、52Tに交換して
六甲山頂へ。東六甲ドライブウェイで私が記録した最高速が
79.8km/h 後0.2km/h で80キロの大台に乗ったのになぁ・・・(笑)
ペダル サンツアー社製 サイクロン2000
クランク スギノ社製 製品名は忘れましたが長さが165mmのもの。
リム アラヤ社製 26インチ 36穴リム 幅はいくつだったか・・・
スポーク 14番スポーク 
ハブ ユーラシア純正のモノを使用  リム・スポーク・ハブはもちろん自分で
組み付け。
チェーン 忘れました・・・(;^_^A アセアセ 1段当たりの幅が狭くなっている
ウルトラ6ギヤに対応してチェーンも幅の狭いモノを使っていた。
その他付属品 自転車用懐中電灯 単2電池用と単3電池用の2つの他に、ダイナモも
つけていて、最高で3つのヘッドライトを点灯できた。
リアリフレクターはユーラシア純正でダイナモにより豆球が点灯
するもの。

ボトルゲージ2つ。1.5リットルと1リットルの2つの水筒を装着できた。

フロントバッグ オーストリッチ社製で最も大きなタイプを使用。


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赤枠部分が空気入れ、元々は右の緑のボトルの
位置についていたのだが、すこしでも装着できる
ボトルを増やすため、写真の位置へ空気入れを移動。
この時点ではポンプペグの代わりにバンド締めの
空気入れ留め具を空気入れの上下に取り付けている。
(赤枠の中に見える黒い部分が留め具)

こちらの赤枠が変速用のシフトレバー
前段と後段の変速用に左右に2つ着いている。
画像が荒くてよくわからないが、これも
この時点ではバンド締めでフレームに
着いている。

フレームの塗り替えを終えてほぼ改造も満足行くまで終わった愛車。
空気入れがバンド締めの留め具ではなく、フレームに溶接された留め具(ポンプペグ)で
留められていることと、シフトレバーも同じくバンド締めではなく、左右独立してフレームに
溶接された台座に取り付けられている。(シフトレバーは買い換えた)

1987年 10月撮影 この写真は現像、プリントも自分でしたもの。



1987年3月、九州ツーリング。大分県のやまなみハイウェイで。


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