2014/02/23 鉄道少年
大阪の弁天町に交通科学博物館があります。昭和37年に開業して以来、52年間 もの長い間営業を続けてきたのですが、平成26年4月6日を持って営業を終了します。 子供の頃から鉄道好きで、中学生の時には同級生とも日本各地へ鉄道旅行を していた鉄道少年だったのですが、交通博物館がまもなく営業を終えると聞き、 小学校からの同級生達3人が集まって、懐かしの地めぐりをしてきました。 |
阪急電鉄三国駅前にある三国そば、朝7時から営業してます。同級生3人、朝からここで 集合し、まずは腹ごしらえ。(^_^) |
新大阪駅の近く、能勢街道踏切道って言うところです。上は新幹線、奥に見える茶色い電車が 阪急電鉄、下の線路は北方貨物線。鉄道の3重立体交差は珍しいんですよ。 |
踏切の反対方向を見たところ。右手に見える車庫は宮原操車場です。大阪駅発着の特急はじめ いろんな電車がこの車庫に入ってきます。 昔はたくさんの特急・急行列車が出入りしていて、友達同士で毎日のようにこの踏切へ 電車を見に来てたんよ。 目の前のポイントが本線側ではなくて副本線側に動いてるってことは、もうすぐ車庫から 何かしらの電車が出てくると言うこと。出てくるまで待ってみよう。(笑) |
予想通り、上の写真を撮ってまもなく特急サンダーバード富山行きが出てきました。 これに乗れば自宅に帰られる。(笑) |
かつての鉄道少年達。(笑) |
大阪駅へ向かっていったサンダーバードを見送っていたら、今度はこっちへ向かってくる電車 を発見、何が来るかなぁ・・・o(^o^)o ワクワク |
望遠で撮ったので近くに見えますが、まだこの時点では踏切の警報機は鳴ってないよ。 |
新快速や快速に使われている223系車両でした。朝ラッシュの役目を終えて車庫入りするようです。 |
参考までに、JRでも私鉄でも、旅客列車も貨物列車も走行中は後ろは赤いランプが付いています。 これは遠くから見てもその電車がこっちへ向かってきているのか向こうへ離れて行っているのかが わかるようにです。保線作業員さん達には重要な目印。 |
自分達がこの宮原操車場に遊びに行っていたのは32年前。当時はまだ国鉄やったし、名前も 「宮原電車区」とか「宮原客車区」とかだったかな。 |
先ほどの踏切から20分ほど歩くと新大阪駅です。写真は新大阪駅からみた宮原操車場。右の 高架は新幹線。 昔はブルートレイン他、いろんな花形列車があったのですが、今は客車列車は ほとんどなくなり、近郊区間の電車ばかりになってしまいました。寂しいな・・・。 |
朝イチから懐かしの宮原操車場を楽しんだ後は、交通科学博物館へ向かいました。 写真は大阪駅の大阪環状線。 でも・・・大阪環状線ってオレンジ色の電車やったハズですが、 なんでウグイス色?? (・_・?)ハテ この103系、自分が子供の頃から走っているおじいさん車両です。(笑) |
大阪環状線の弁天町駅に隣接している交通科学博物館にやってきました。昔は交通科学館 って言う名前やったんですが、1990年に「博物」の文字が追加されたようです。 |
東海道新幹線開業当時の0系車両。ダンゴっ鼻が懐かしいね。 |
東京〜大阪間を6時間半で走り、初めて東京〜大阪間の日帰りを可能にした「こだま」です。 昭和30年代だったかな・・・。 |
昔の駅の改札口の再現。 |
ブルートレインのヘッドマークもずらり。30年前は全国を走っていたブルートレインですが、新幹線や 夜行バス、航空路線の普及で今はほぼ全滅してしまいました。(x_x) |
電車のドアを開閉するスイッチ。実際にドアを開閉できます。子供の頃は行列に並んで これで遊んでたわ。(笑) |
0系車両です。 |
鉄道模型のジオラマ。これはHOゲージと言って、線路の幅が16.5mmの鉄道模型。 いろんな車両を解説しながら走らせてくれます。 |
こちらは80系気動車。電車ではなくてディーゼルエンジンで走るのだ。みなさんよく「電車」と 言う言葉を使うと思いますが、電気で走っているから「電車」なのであって、日本には非電化区間は まだまだたくさんあり、ディーゼルエンジンで走っているのは電車ではないですよ。(笑) 気動車って言います。 |
貨物列車用で「デゴイチ」の相性で親しまれたD51蒸気機関車。自分が子供の頃はもう SLは走っていなかったのですが、もう少し年配の方達にとっては懐かしい車両なんでしょうね。 |
子供に戻った気分で・・・ちょっと恥ずかしい・・・_(^^;)ツ アハハ この3人の思い出はたくさんあるのですが、左のオオチャンとは中学1年の時に2人で 九州を10日間鉄道旅行したこと、真ん中のコウゾウとは中学2年の春休みに 静岡、東京、新潟と2人で回ったのが特に印象深いかな。(^_^) ちなみにどちらも宿泊費はゼロの貧乏旅行です。(笑) |
近郊区間大回りとは何か・・・ 東京や大阪など大都市圏ではJRで近郊区間を言うエリアが定められていて、そのエリア内は 「同じ駅を2度通らない限り(つまり一筆書きなら)どのルートを通っても最短区間の運賃とする」 と言う規定があり、上の図のように弁天町駅(西九条の隣)から大阪駅に行くのに、 弁天町〜天王寺〜奈良〜京都〜大阪と回っても、普通に弁天町〜大阪の切符で乗ることが できるんですよ。 弁天町〜大阪は大阪環状線でたったの4駅、それを途中で改札を出なければこんなに 大回りすることもできます。こんな乗り方するのってマニアしかおらんでしょうけど。(笑) |
奈良駅、京都駅で記念撮影。三脚持参です。(笑) |
小中学生の頃と違うのは、お酒を飲めること。(笑) 昼間からすいません・・・_(^^;)ツ アハハ |
本来なら15分もかからない距離を3時間ほどかけて大阪駅に戻ってきました。ちょっと時間が あったので肥後橋にある大阪市立科学館へ。プラネタリウム鑑賞です。 |
この椅子、メッチャ気持ちええんよ、朝から歩き回ってて疲れてるせいか眠ってしまいました。 _(^^;)ツ アハハ |
夕方の大阪駅。ここは子供の頃から比べるとずいぶん変わったなぁ・・・。 |
夜は能勢電鉄が走らせているイベント列車のおでん電車に乗りました。 なかなかの人気で、すぐにいっぱいになるようです。 |
本日のおでん電車の列車ダイヤ。お酒を飲むと言うのもあって、トイレ休憩で駅に長時間停車 してくれます。(^_^) このイベント参加料は4000円。2時間ちょっとの間に仕出し弁当、乾杯用のビール、 おでんが1人6品、日本酒は熱燗、冷や、カップの樽酒の3種類が飲み放題。 お酒もおつまみも 持ち込みなんでもありなのです。ビールは1本しかないのでビールなど日本酒以外のお酒を 飲みたい人は駅の改札前にあるコンビニで買って持ち込みになります。 |
定員は64名、川西能勢口駅でみんな揃った所でスタート。楽しみやなぁ・・・o(^o^)o ワクワク |
恥ずかしながら記念撮影。 おでん電車もみんな初めて。 電車は4両編成で、真ん中の2両が 宴席、1両はお土産やさん、もう1両は 機材他物品などが積み込まれて いるようでした。 |
一般のお客さんが間違って乗らないように、電車の側面には大きく「おでん」の文字。(笑) |
座席は指定席です。木のふたが乗っているところにおでんが入っていて、電源がつながれていて ずっと熱々で食べられます。(^_^) |
電車内の様子はこんな感じ。1両に32人のお客さんが乗っています。 5人分のスペースに3人で座るような感じでかなりゆったりしています。(^_^) 黄色い服の人はスタッフさん。ウエイター役を一生懸命やってくれます。(^_^) |
同級生3人で。 向かいの席の方は地元のご夫婦でして、 一緒に楽しく盛り上がってました。(^_^) |
これが飲み放題。日本酒好きにはたまらん・・・(*^¬^*)ウィーッモウイッパイ 左のボックスに入っているのが熱燗です。 |
お弁当はこんな感じでした。 |
それではみなさん、 (^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ! |
途中の線路沿いにイルミネーションが施されているところがあり、おでん電車のサービスで そこで電車が止まり、車内の照明も完全消灯して楽しませてくれました。 電車が止まるかスローで走るかは運転手さん次第だとか。(笑)今日はキッチリ止まって くれました。(笑) |
ナマで見たらなかなかキレイですよ。(^_^) |
このマスはお持ち帰りできます。木の香りがしてお酒もおいしい。(^_^) |
終点の妙見口駅。ここで折り返しとなります。めっちゃ寒い・・・{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ〜 |
妙見口駅にて。 |
長い停車時間を利用して、1両でお土産やさんが開店。売れ行き好調のようで 売り切れ続出してました。(笑) |
お土産やさん車両はこんな感じ。 |
スタッフさんの話によれば、このリンゴは超ウマイそうです。(笑) |
元鉄道少年グループは大粒のいちごを買いました。3箱しか売ってなかったところを3人で 買ったんであっという間に売り切れ。(笑) |
日本酒いっぱい、見てるだけでヨダレが出てくる・・・(笑) こちらのスタッフさんもとっても愛想がよくて、マメに動いてくださりました。m(._.)m ペコッ |
終点の妙見口駅の改札を出た ところで記念撮影。 みんなええオッサンになったなぁ。 _(^^;)ツ アハハ |
妙見口駅ではおかゆのサービスもありました。 寒い中で食べる温かいおかゆってええわぁ。(^_^) |
朝8時に集合して解散したのが21時半、たくさん歩いて電車にもいっぱい乗って、 小中学生時代のこともいろいろ思いだし、とっても楽しい1日でした。 いくつになっても同級生で集まったら当時のようにすぐに戻れるんよね。(^_^) |