2009/04/07 フィルムカメラ

 4月5日(日) 大阪から高校の同級生のショウイチ君が遊びに来てくれました。
今年の春は来客が多くてとっても嬉しいのねん。(^_^) 今回来てくれたショウイチ君、
私が高校で入部していたクラブのうち、写真部と鉄道研究会で一緒でした。
とても活発なクラブで、カメラ雑誌に掲載されたり、テレビの取材を受けたりしたことも
あったんですよ。(^_^)  当時を懐かしんで、久しぶりにフィルムカメラで写真を
撮ってみたのでした。


 左がショウイチくんのキャノンF−1、当時の
キャノンの技術の粋を集めて作られた最高級
カメラで、プロ用の機種でした。
 右は私のキャノンA−1、F−1には劣りますが、
こちらも当時はプロカメラマンも使っていた
キャノンのナンバー2の機種でした。
中学2年の時から30歳くらいまでずっと使っていて、
オーストラリアの写真もすべてこのカメラで撮った
んですよ。(^_^)
 今じゃすっかり見なくなったフィルムカメラですが、
カメラへのフィルムの装填のしかた、みなさん
覚えていますか? やったことない人もいるかな?



 ホントはカメラの左の方に先にフィルムをセット
してからフィルムの出ている部分を引っ張り出して
きて、このように引っかけて巻き取っていくの
ですが、私は上の写真のように、先にフィルムの
端をひっかけて、後からフィルム本体をカメラの
左側にセットしていました。
 フィルムの感光を少しでも少なくして、1コマでも
多く撮影できるようにと言うことで・・・(笑)
この方法ですと、36枚撮りのフィルムでも38枚
撮れたこともあったんですよ。(笑)
 フィルムを装填した後は、ちゃんと巻き上げが
できているかどうかチェックします。このカメラは
1枚撮影するごとに自分で手で巻き上げます。
右側のレバーで巻き上げるのですが、その時に
左側の白い線の部分がちゃんと一緒に回るか
どうかをチェックします。これが回っていないと
フィルムがちゃんと巻き上げ部に引っかかっていない
ってことで、撮影できないので。


 これより後の写真はすべて上のキャノンA−1で撮影したフィルム写真です。


 さて、いよいよかつての写真部員2人が往年の
名機で撮影会開始です。(笑)
写真はうちのボン達が通っていた幼稚園の桜。
ここらへんではかなり早めに咲くんですよ。
 10年ぶりくらいに出してきたカメラなのですが、
まぁとりあえずちゃんと写真は撮れていました。



 毎年夏に出場している流木乗り大会の会場。
こちらの桜は3分咲きくらいでした。
 川沿いの展望台にあった鯉の置物。これを
なでるといいことがあるようで。
なんか憎めない顔してますね。(笑)



 猫がひなたぼっこしていました。この写真、
シャッター速度を速く、絞りを開いてピントの合う
範囲(被写界深度と言います)を狭くして、手前と
奥の方はボカシて、猫にだけピントが合うように
撮ったのですが、どうでしょう?
 場所はかわって東海北陸自動車道の城端
サービスエリア。写真手前の売店と、奥の自動
販売機、3月20日にできたばかりで、これらの
電源を引っ張ってくる工事の現場責任者を私が
やっていたんですよ。ぴーす V(^0^)
100メートルくらい向こうの電柱建てて、そこから
埋設配管でず〜っとここまで電線を引っ張って
きました。



 つい1週間前に滑り修めにきた平スキー場。
まだ雪は残っていますが、営業終了とあって、
なんだかとっても寂しい雰囲気でした。
 左写真からカメラアングルを少し右に降ると
こんな感じです。



 カメラのレンズの焦点距離は普通は50mmで、
それよりも小さいと広角レンズ、大きいと望遠
レンズになるのですが、600mmと言う超望遠レンズ
を持っていまして、それこそ10年ぶりくらいに
使ってみました。超望遠の特徴は、遠近感が
全然なくなってしまうと言うところですね。
この写真が600mm超望遠で撮影した写真ですが、
横幅に対して奥行きがなんかギュッと縮まった
ような感じに見えるでしょ。
 スキー場の下の方にジャンプ台があります。
去年私が背骨を折ったジャンプ台です。
(;^_^A アセアセ
そこで練習している人達がいました。
私が立っていた地点から100メートル以上は
離れていたのですが、ここでも600mmレンズを
使って撮影してみました。
スキーヤーがジャンプした瞬間の写真。



 スキー場の後は、去年夏の豪雨で多くの被害
が出た林道へ入ってみました。去年の10月に
単独でバイクで来てエライ目に遭った道です。(笑)
生活道路ではないためか、全然復旧されて
いませんでした。
 左の写真と同じところ、車もこれ以上先へは
進めません。



 ここは平スキー場とは違う山にある、イオックス
アローザスキー場。ナイターで私がよく行くスキー
場です。平スキー場と違ってもう全然雪があり
ません。今年は赤字だろうなぁ・・・
 能越自動車道を走っていると、送電線工事を
しているのが見えました。私が以前勤めていた
会社の人達です。しばらく走るとパーキングが
あったので、車を止めて、先ほどの600mmレンズで
狙ってみました。 500メートル以上は離れた所
から撮影したのですが、超望遠レンズでこんなに
引き寄せて撮れました。



 このショウイチ君とは最初に書いた通り、鉄道
研究会でも一緒だったのですが、そのクラブの
夏休みの旅行で高校時代に富山県の氷見線
にも乗りに来たのでした。写真は雨晴駅。ショウイチ
君がこの雨晴駅で撮影したのを覚えていて、
懐かしさに感激・・・(T^T)ウルウル
 超望遠レンズで撮影すると、列車も奥行きが
なくなってイモムシ見たいに見えます。(笑)


 今じゃデジカメ全盛で、しかも非常にコンパクトで財布とセットで毎日携帯していますが、
高校時代はこの重たい一眼レフを持って自転車に乗ってアチコチ出かけていたんですよ。
学校へは毎日持って行って、普段の学校生活や、授業中でも写真撮ったりしていました。(笑)
撮影だけでなく、学校には暗室もあり、白黒ですがフィルムの現像やプリントも自分達でやってました。
小学校低学年の頃から家のカメラを持って鉄道写真を撮るようになり、写真好きなのは今も
ずっと続いています。(笑) 

ショウイチ君も遠路はるばる、しかも日帰りでお疲れ様でした。m(._.)m ペコッ


home       back      next      index