2008/09/27 田んぼの1年

 実りの秋、今年も我が家には新米がやってきました。(^_^)
お米って毎日食べているんですが、富山に住むまではどうやってできているか
全然知らず…(;^_^A アセアセ
今のおうちは周囲が田んぼばかりでして、2年前のある日なんとなく田んぼの写真を
撮ってみたのですが、それが習慣になり1年半に渡って不定期ですが撮り続けました。
ウチの前の田圃の1年を追い続けた写真です。小学生の自由研究みたい・・・(笑)


2006年9月21日
稲刈りが終わった後ですが、稲を刈った後もまだ
稲が伸び続けて緑色が目立っています。
同じく9月21日
左の写真を遠目にみるとこんな感じ。
右の田んぼは稲を刈ったばかりなのでまだ黄色い
です。左の田圃は稲を刈って1週間以上経つので
刈ったところがまた伸びてきて緑色になってます。



10月15日
稲刈りした後にもトラクターで田圃を耕していました。
来年のために田んぼを手入れしているんですね。
同10月15日
左と同じ田んぼです。


11月12日
排水性をよくするためか、耕した後の田んぼが
整地され、溝が作られていました。



12月23日
北陸の冬は3ヶ月間ず〜っと鉛色の空です。(*_*)
同12月23日
左写真と同じ田んぼ。



年が明けて2007年1月14日
雪国富山の真冬なんですが、温暖化のせい
かしら雪が全然ないですね・・・
同1月14日
あまり変化はありません。



2月23日
少しだけ雪が積もりました。



3月3日 ひな祭り(笑)
ホントこの年は雪が少ないですねぇ。
同3月3日
ちょっと田んぼが乾き気味



3月8日
やっぱこれくらい雪がないとね。(^_^)
同3月8日
庭木の雪落としも大変です。(^。^;)フウ



3月23日
ちょっと春らしくなってきたかな。
こちらは3月27日



4月15日
久しぶりに田んぼに変化がありました。
トラクターで耕して整地してありますね。
同4月15日
稲がよく育つように土を柔らかくしてあります。



4月21日
雨の日、土の色が濃くなって見えますね。
同4月21日
左写真の拡大。



4月27日
いよいよ田んぼに水が張られました。
同4月27日
水を張ったばかりだとこんな状態です。


この後、「しろかき」と言って水を張った後にさらに田んぼを耕して整地します。
その写真は撮っていませんでして・・・(;^_^A アセアセ




5月18日
しろかきが終わると田植えが始まります。
10年くらい前までは毎年ゴールデンウィークが
田植えの最盛期だったのですが、温暖化の影響で
9月初旬も猛暑が残っていてお米の質が低下して
たりするので、最近は時期をずらせて5月中旬
以降に田植えをするようになりました。
同5月18日
今ではお米を育てる農家の人達はほとんどが
兼業農家です。農業以外に本職を持っている人達
なので、本職の休日に田んぼ仕事をしているので、
ゴールデンウィークはまさに田植えにうってつけの
時期だったのですが、温暖化の影響で農協の指導も
あって、最近は5月中旬以降に田植えをするように
なって・・・
農家の人達、本業を休んで田植えしたりと、本業と
農業とで休みなしで大変です。



5月20日
田植え機で田植えするのですが、田植え後も
苗のチェックをしています。
同5月20日
苗がまだまだ小さいので、この時期は山の上から
田んぼを見下ろすと、田に張った水が鏡のように
なってキレイなんですよ。(^_^)



5月21日
いい天気ですね。(^_^)
同5月21日
こんな小さな苗からお米に育っていくのが
楽しみです。(^_^)



同5月21日
苗を手に持って自分で田植えをしてみたことも
ありますが、泥に足を取られて一歩も歩けない
くらいでした。しかし農家の人達はそんな中でも
普通に歩いていて、さすが本職・・・と感心。
同05月21日
ホント苗って小さいですね。



5月28日
田植え直後は苗が見えるかどうかってくらい
小さかったのですが、これくらいになると
苗もよくわかるくらいに見えてきます。
同5月28日
順調に成長してますね。(^_^)



同5月28日
田植え直後の苗と比べてみてください。
同5月28日
これはオマケ(笑) ウチの家のウラの牧草地
です。北海道でよく見た牧草ロールが1つだけ
見えます。



6月13日
だいぶ成長して、これくらいになると山の上から
見ても一面緑色に見える田んぼです。
同6月13日
最初は葉が2〜3本ちょろっと出ている苗でしたが、
力強くなってきました。



6月15日
ほら、もうすっかり緑色の田んぼになったでしょ。
同6月15日
あれれ、枯れている苗がありますが・・・



6月26日
だいぶ緑も濃くなりました。
田んぼの左端のアタリがちょっと剥げています。
同6月26日
視界一面緑色。(^_^)



同6月26日
せっかく田植えしたのに、広範囲に渡って
成長せずに枯れてしまった苗がありました。(*_*)
写真を撮っていたら農家の人が来られたので
尋ねてみると、農薬をまいている最中に出力を
間違って農薬を蒔きすぎたところがあって、
その部分の苗が枯れてしまったようです。(*_*)
同6月26日
水生生物が活発に動いていそう。



7月8日
稲も生長してすっかり地面が見えなくなりました。
同7月8日



同7月8日
枯れた部分が痛々しい・・・
同7月8日
農家の人に聞くまでは、雷が落ちて枯れたんだと
思っていました。
実際にそういうこともあるんですよ。



7月22日
緑が(**)/ マブシイッ!!
同7月22日



同7月22日
枯れた部分
同7月22日



7月28日 同7月28日



8月3日
風に稲がなびく光景がキレイです。
同8月3日



8月7日 同8月7日
いよいよ実らしき物ができてきました。



同8月7日 同8月7日
この白くて小さいのが稲の花です。



同8月7日
稲の花、わかりますか〜?
同8月7日
稲の花ってすごく小さいんですよ。



8月11日
夕暮れ時の田んぼ
同8月11日



8月12日
私の誕生日。(笑)
同8月12日
田んぼの水も引かれていて、稲が濃い緑色から
段々黄色く色づいてきます。



8月20日
だいぶ色が変わってきましたね。
同8月20日



同8月20日
実が大きくなって稲穂の頭が垂れ下がって
きました。
同8月20日
これくらいになると実りの秋〜って感じに
なってきますね。(^_^)



9月2日
だいぶ黄色くなってきました。
同9月2日
たくさん実がなって頭が重たそう。



同9月2日 同9月2日



9月8日
前の写真と比べて見てください。
さらに黄色く色づいてます。
同9月8日
5月に植えた苗もそろそろ稲刈り時期です。
立派な実がなりましたね。(^_^)



9月18日
稲刈り直後の田んぼ。
同9月18日
農薬の量を間違えて枯れてしまった部分は、
実がならないので稲刈りの時もそこだけ残されて
いました。



10月6日
稲を刈った後もわずかですが成長を続けるので、
それぞれの株が緑色になっています。
同10月6日
こんな感じ。



同10月6日
なんか空に点々と見える物はなんだ??
同10月6日
ウチの近くで毎年秋に開催されるバルーンフェスタ。
空に見える物体は気球でした。
乗ってみたいなぁ。


 稲刈りした後も農家ではいろんな作業があります。 まずは籾殻を取り除く作業。
そして次に乾燥させる作業。
お米が家に何ヶ月も置いてあっても腐敗しないのは、水分が抜けて乾燥しているからです。
稲刈りした直後の実は、水分をたっぷり含んでいて日持ちしないので、多くの農家では乾燥機に
入れて乾燥させています。
昔は田んぼにヤグラを組んで、そこに刈った稲をぶら下げて天日干しによる乾燥を行っていました。
今でもたまに見かけますよ。田んぼのヤグラに稲がぶら下がっているのを。
乾燥機で乾燥させるより、天日干しの方が断然おいしいそうです。
ただ、天日干しは時間と労力が大変かかるので、最近ではあまり見かけなくなりました。
乾燥させて、籾殻も取り除いた状態のお米が玄米です。茶色い色をしています。
スーパーに並んでいるお米は、玄米の外側を機械で削って(精米)、白くなった状態の
ものです。このお米の削る度合いで「七分づき」「標準米」「上白米」などとわかれます。
通常はたくさん削った方が味がいいようですが、その分、量が減ってしまうのと、お米は外側に
たくさん栄養分があるので、たくさん削るとビタミンなどのいい栄養素が落ちてしまいます。
どれくらい削るかはそれぞれの好みかしら・・・。


 ROOKIE家、毎年9月に農家から1年分のお米を
買っています。これ一袋で玄米30kg。
ウチの分が8袋、嫁さんとウチの実家の分も8袋、
合計16袋、480kgをまとめ買い。(笑)
持って帰るのが大変だ・・・(^。^;)フウ

ウチの周辺はアチコチにコイン精米機があり、
一袋30kgで300円で白米に精米できます。
30kg食べるごとに精米しにいってます。
稲刈り後、何ヶ月も経ったお米でも、精米したて
だとおいしいんですよ。(^_^)
 こちらは農薬を一切使わずに育てた特別栽培米。
ウチの近所の農家から毎年一袋だけ買って
います。育てるのに手間がかかっているので
お値段もちょっと高めです。
 味だけで言うと、普通のコシヒカリの方がおいしい
かなぁ・・・
でも無農薬と言うところに価値があるんですよ。(^_^)


ページを作るのに力尽きて後書きを書く気力がありません・・・(;^_^A アセアセ


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