2005/12/05 冬支度
いつの間にやら秋が過ぎ去っていてもう12月。雪国富山では11月からあちこちで 冬支度の光景が見られます。週間天気予報を見ていて平野部でも雪のマークが 出てくると、みんな一斉にやりだすのが車のタイヤ交換。雪道ではタイヤチェーンを 着用したことがある方もおられるかもしれませんが、雪国ではいつもチェーンを 巻いているわけではなく、スタッドレスタイヤ(冬タイヤと呼んでます)を履いていれば カチカチの氷でないかぎり雪の上ではかなり楽に走れます。この冬タイヤに交換する 作業、そして春になると夏タイヤに戻す作業、毎年毎年しなければならないのです。 車の台数分だけ冬タイヤも必要なので、物置もタイヤでいっぱい。(笑) |
まずはジャッキアップから。 以前は車載工具のジャッキでやっていたの ですが、最近は油圧ジャッキも2000円くらいで 買えるので、3年くらい前に購入。 |
ホイールのナットを緩めます。 これも昔は車載工具でやっていましたが、 十字レンチを使うとトルクがかけやすくて 楽です。十字レンチ、4種類のサイズのナット に対応できるのでこれ一本でだいたいの 車のナットをはずせます。 |
最初の固いところだけ十字レンチでちょっと 緩めてやれば、後はインパクトドライバーで ほんの10秒ほどで4本のナットがはずせます。 充電式で電源が要らないので便利。(^-^) |
ナットが外れたら夏タイヤを外して冬タイヤに 交換。ボルトのネジ山が錆びていたら、 スプレーオイルを吹き付けるといいです。 ただし、ディスクローターにオイルがかかって しまうとブレーキが利かなくなるので注意。 (すぐに直りますけど) |
ナットの締め付けもインパクトドライバーで あっという間に完了。 |
上のインパクトドライバーでもかなりのトルクで 締め付けができているのですが、念のため 十字レンチでも増し締め。 |
ナットの締め付けについて・・・ たまに車載工具を使って体重をかけてナットを締め付ける人がいますが、 強く締めればいいと言うものではありません。ナットのサイズに応じて 適正トルクがあり、締め付けすぎるとボルトが折れたり、ネジ山が壊れたりして しまいます。ナットのサイズに応じてスパナの長さが違うのも、適正 トルクで締め付けられるように考えられて長さが決まっているのです。 20ピースや40ピースのように多種類のコマがセットになっていて、 コマを付け替えることによってあらゆる種類のナットに対応している ラチェットレンチをホームセンターでよく見かけますが、これは一つの柄で 先端のコマだけを付け替えて使用するので小さいコマを使用するときは 締め付け過ぎないように注意が必要です。 いろんなナットと工具を扱っていると、大体のトルクがウデの感覚で わかるようになります。 |
ROOKIE家のタイヤ交換はなぜかしら私の 仕事に。(笑) 嫁さんの車も交換してます。 この後、仕事用の車も交換したのでこの日は 3台タイヤ交換しました。(^。^;)フウ 毎年やっていると慣れたもので、10分くらいで 1台分の交換が終わります。 |
スタッドレスタイヤの構造。 細かい溝がたくさん入っていて、排水性を 高めることによって雪道でのグリップを確保 するようになっています。 しかし雪ではなくてカチカチに凍ってしまって いるところではこれも利かないので注意が 必要。 タイヤと地面の間にある水が滑る原因です。 (雨でも同じこと) シャーベット状の雪が一番危険で、気温がとっても 低い時のパウダースノーだとものすごくグリップ します。 |
タイヤ交換は終わりまして、この日は珍しく天気が よかったので、ボン2号(5歳)の自転車の 補助輪を外して自転車の練習。 ちなみに自転車はアニキのお下がり。(笑) |
ボンには4歳の時に私が教えたのですが、 今度はボンにボン2号の指導をさせました。(笑) ただ単に私が教えるのが面倒だっただけ なのですが・・・(;^_^A アセアセ |
ボンは私からとっても厳しい特訓を受けて 乗れるようになったもんで、ボン2号にも私が やったように厳しく指導しているよう。(笑) 上手に乗れずに転んでしまったボン2号に いろいろ教えていました。 |
おっ ちょっとは乗れるようになったかな・・・ でももう少し上手にならないと1人では 遊びに行かせられないなぁ。 |
タイヤって結構嵩張るんです。うちは1台分は 物置の中に入れているのですが、もう1台分は 車庫に置いていまして。 この置き方だと、後ろの樹脂製の波板にタイヤが よりかかっていて波板が曲がってしまっています。 無理な力がかかってしまって、横方向の桟に 留めているセットフックも何本が抜けてしまって、 強風の時はバタバタしたりして・・・ これではいかん。 |
タイヤを寄りかからせるところに一本骨を入れる ことにしました。この部材は「ダクター」と呼ばれる もの。断面が「コ」の字型になっていて、軽くて 頑丈です。車庫の幅に合わせて切って、写真は ビスを留める部分の下穴を開けているところ。 ドリルビスと言うビスの先端がキリのように なっていて、鉄板やアルミなら簡単に穴を開ける ことができるビスがあるんです。そのビスが4ミリ なので、ダクターには3.5ミリのキリを使って 下穴を開けました。 |
できあがり。(^-^) 下穴を開けたダクターを渡し、インパクトドライバー を使ってドリルビスを車庫の柱に打ち込みました。 車庫の柱はアルミなので、簡単に打ち込み できます。 (ちなみにドリルビスは鉄でも打ち込みできます) これでタイヤを寄りかからせても大丈夫。 |
日曜大工なんかで余った廃材等、不要品を 燃やしました。この焼却炉、年に数回しか 使わないのですが、7年ほど使ったらもう ボロボロ・・・鉄は酸化すると弱いですね。 |
バイクも冬支度 もう何ヶ月も乗っていなかったので、冬眠 させる前にエンジンをかけようとしたのですが、 なかなかかからず汗ダクに・・・ キック100発くらいしたかしら。(笑) 汚れを落として、チェーンに油も塗って、 来年の春まで冬眠です。 ちゃんと動いてくれるかな・・・ |
上の写真までは12/4の日曜日の様子でしたが、 翌朝目が覚めると外が妙に明るい・・・ うわっ 雪が積もってるっ!! 昨日のうちにタイヤ交換しておいてよかった〜 (^。^;)ホッ タイヤはスタッドレスに交換済みですが、 安全運転で行きましょう。(^-^) |