一番最初に渡った川のことを思えば、これくらいはたいしたことない。
とそう思えるのは、やはり経験という2文字がすべてである。
ケープヨーク行では、幸い天候には恵まれ、一度も雨に遭わなかった。
この穏やかな川、また路自体もひとたび雨が降れば豹変する。


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