2013/07/14 永平寺

 5月26日(日) 早朝に目が覚めたのですが特に何の予定もなかったので、
フラッとバイクで走り出しました。南砺市の自宅を出発した時は「大阪へうどんでも
食べに行こうかなぁ」なんて思ったのですが、途中で気が変わって永平寺に行くことに。
有名なのは昔から知っていましたが、まだ一度も行ったことがなかったんですよ。


永平寺は福井県にある赤丸地点。他にも九頭竜湖や御母衣ダムなどを回ってきました。



 永平寺の門前。車は有料駐車場へ停めることになりますが、バイクは誘導員さんが案内
してくれる無料の置き場がありました。(^_^) 他にもバイクがちらほら。


 永平寺の入口。午前10時前でまだ観光客は少なかったですが、この後続々とやってきました。



 永平寺観光には拝観料が500円かかります。十分500円の価値ありかと。(^_^)



 こういうのを見るといつも煙を頭にかき寄せたくなります。(笑)



 入場券を買って中に入ると1番最初にこの大広間に案内され、ここで若い修行僧の方が
敷地内の観光について説明してくれます。しっかり聞きましょう。 d(^-^)ネ!



 天井にたくさんの絵が描かれています。



 よく手入れの行き届いたお庭ですね。ウチではとてもこうは行かない・・・(;^_^A アセアセ



 長い階段を上がって行きます。順路が示されているので迷わず行けます。(^_^)



 ここではどういうことが行われているんでしょうね。



 とても立派な作りです。宮大工さんの腕前ってすごいなぁ〜。



 ちょっと豪華そうなお部屋もありました。



お寺の敷地内を一通り見て
周り、出口に近いところに
写真とともにありがたい言葉が
書かれているポスターが
たくさんありました。

そのうちのいくつかを紹介します。
原文のままです。
・仏心のめざめ
 仏心とは 自分のことはさておいても 世のため人のためにつくそうと言う心に他なりません
 自分を中心とするから苦しむのです 仏心にめざめれば 苦労も生き甲斐に変わるのです

・大いなる慈悲
 母が己が独り子を命を賭けてまでも護ろうとするように 一切の生きとし生ける者に対して
 無料の慈しみの意を起こすべし 菩薩の行いをいたしましょう

・大自然のめぐみ
 米も野菜もいのちです 肉も魚もいのちです これらのいのちのおかげで私たちのいのちも生かされています
 「いただきます」 「ごちそうさま」 尊いいのちに感謝して食事をいただきましょう

・仏教の戒め
 生き物を殺さないとみずからに誓います 与えられない物をむさぼりとらないとみずからに誓います
 欲するままにみだらな行いをしないとみずからにちかいます 嘘をつかないとみずからに誓います
 無明なる酒を飲まないとみずからに誓います

・無常ならざるもの
 生まれたものは死に 会ったものは別れ 持ったものは失い 作ったものはこわれます
 時は矢のように去っていきます すべてが「無常」です この世に無常ならざるものはあるのでしょうか

・どう生きるか
 生まれて死ぬ一度の人生をどう生きるか それが仏法の根本問題です 
 長生きすることが幸せでしょうか そうでもありません 
 短命で死ぬのが不幸でしょうか そうでもありません 問題はどう生きるかなのです

・最初の一歩
 何事においても 最初の一歩を間違えるととんでもない方向に行ってしまいます
 仏道の修行は自分が救われるためではなく 世のため人のためにつくすことです
 この誓願から最初の一歩を踏み出しましょう

・ひとの価値
 ひとの価値は地位・財産・職業に関係ありません 知識・能力だけでひとを評価すると過ちを招きます
 知識を生かす心と行いこそ大切です 人の価値は行いと心から生ずるのです

・正しい宗教
 自分の宗教を信ずるあまり 他の宗教をそしり 果ては憎しみ争うほど愚かなことがあるでしょうか
 正しい宗教はいつの時代にも人々を照らし 平和な生き方へと導くものなのです
 宗教者同士が刃を抜いて 争うことなどあってはなりません

・修せざれば現れず
 「知る」と言うことと「わかる」と言うことはちがうのです 
 知ってはいても実行されなければ わかったことにはなりません
 薬の効能書を読んだだけでは病気は治りません 禅も実行してはじめてわかることなのです

・人生に定年はない
 人生に定年はありません 老後お余生もないのです 死を迎えるその一瞬までは人生の現役です
 人生の現役とは自らの人生を悔いなく生き切るひとのことです
 そこには「老い」や「死」への恐れはなく 「尊く美しい老い」と「安らかな死」があるばかりです



門前で記念撮影。(^_^) 

ちなみに走行中はプロテクターの入った
長袖のジャケットを着てますよ。

右手は手術直後でまだ痛かったので
サポーターを着けてました。



 場所は変わって九頭竜湖にある九頭竜ダム



 九頭竜ダムの上からみた九頭竜湖



 九頭竜湖から国道156号線へ抜け、分水嶺公園に立ち寄ってみました。




 ここが分水嶺、右は日本海へ、左は太平洋へと水が流れていく分かれ目。



 上の分水嶺の写真を反対側から見るとこんな感じ。この写真の右の水は太平洋、左は日本海へ
流れていきます。



 分水嶺公園のすぐ近くの売店で牛乳を買って見ました。ビンの牛乳なんて久しぶりやなぁ。(^_^)



 場所は変わって御母衣ダム。上から見ると吸い込まれそうでちょっと怖い・・・



 土砂を積み重ねて作られたロックフィル式のダムです。



 だいぶ自宅に近づいて来ました。ここは平スキー場 ゲレンデが緑一色でキレイ。(^_^)
今はバイクのタイヤが完全にオンロード用なのでいつものゲレンデ登攀アタックはできません。



 平村から城端町に抜ける峠には、富山県の一般道としては最も長い国道304号線の五箇山
トンネルがあるのですが、旧道を走ってみました。冬期は通行止め、それ以外の時期でも
ほとんど車は通らず、整備もされていない山深い道です。 赤丸は細尾トンネル




 これが細尾トンネル 数年前までは素堀りのトンネルでしたが、今はちょっとキレイに
なりました。すっごい狭そう。昔はこの道しかなかったんやなぁ・・・。



 5月下旬ですが道ばたにはまだ雪が残っていました。



 うちのバイク、走行距離が5万キロくらい走ってて、エンジンからカチカチ音が結構するんで、
自宅に戻ってからタペット調整をしました。 隙間ゲージを使って、吸気側は0.04mm、排気側は
0.07mmに調整。 ホンダのXLR250BAJA(バハ)って言うんですが、もう20年以上前のオンボロです。
10年ほど前に友人からタダで譲ってもらって、その時点ですでにオンボロだったんですが、
なんとか整備して乗ってます。(^_^)


 昨年11月に事故に遭ってケガした所は今も継続治療中で大変です。それに近年は年に
2〜3日くらいしか乗らなくなってしまいましたが、それでもバイクはやっぱり手放せないですね。
_(^^;)ツ アハハ 


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