2004/4/28 積雪16メートル
今朝目が覚めたのは午前3時、そのまま朝を迎えてみたらとってもいい天気。
何にも予定がなかったのですが、3連休だし天気もいいし、テレビでもやっていた
立山の室堂というところある「雪の大谷ウォーク」に行ってみることにしました。
家から車で高速も使って立山の麓まで1時間20分、そこからは一般車両が
通行できないので路線バスにのって約1時間、そこはもう一面の銀世界でした。
ここが雪の大谷。
立山黒部アルペンルートの富山県側の起点立山駅からバスで約1時間。
自分達はここまで行ってまた引き返してきましたが、アルペンルートは
まださらに奥へ進み、黒部ダムを越えて長野県の大町まであります。
よくぞこんなところに道を造ったもんだ。
昨年からの雪が積もっているので世紀をまたいだ積雪ということになります。
上の看板より下が20世紀に積もった雪、上側が21世紀です。
中国から吹いてくる黄砂で色が付くのでどの変がいつ頃積もった雪かわかるらしい。
以前は1車線分しか除雪せず、バス通行専用となっていましたが、
最近になって2車線分除雪するようになり、1車線分を歩行者用として解放しています。
3月末から除雪がはじまり、日曜日も休みなくひたすら除雪を続けて
GWに間に合うようにしています。
除雪を始める時は積雪は20メートルを超え、目印もまったくないただ一面の
雪原の上を長年の勘と経験で除雪のプロフェッショナルが掘っていく。
見よ!! この道路のレーンにピタッとそろった除雪のライン。
最近はGPSを使っているそうですが、それにしてもすごいですよね。
一番多いところで積雪なんと16メートル。
気温も1度と低いため、あまり溶けずに道路は乾いています。
標高が高いのでバスに乗っていると耳が痛ーい。 ~(>_<。)シ~
ちょっと怖かったけど、雪の壁の切れ目から上の方へ昇ってみました。
ツルッと滑って落ちたら大変。
ここを歩いていると雪の壁が高すぎてまるでトンネルみたい。
国の特別天然記念物に指定されている雷鳥。
立山周辺に現在知られているだけでは334羽生息しています。
めったに見ることができませんが、今日はラッキーなことに自分のそば3メートル
くらいのところまでトコトコと歩いてきてくれたので逃さず写真を撮りました。
ほんとに超ラッキー \(^O^)/ヤッター
雪が溶けると羽の色も変わるのです。
ちょっと画像を欲張りすぎてかなり重たくなってしまいましたが、
見に来てくれたみなさん、どうもありがとう。
毎年4月の25日前後から開通しているので是非一度行ってみてください。
ちょっと寒いですけどね。(笑)
こんなにすごい雪の壁が間近に見られるのは日本でもここだけ。
おしまい
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